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ORICON NEWS
理想の父親ランキング『父子それぞれが選ぶ“理想の父親像”とは?』
父と子双方の支持を集め関根勤がNo.1
6月の第3日曜の“父の日”を前に、オリコンでは父子それぞれを対象にアンケート調査した『“理想の父親像”ランキング』を発表。首位に輝いたのは、もはや同ランキング常連といえる【関根勤】。関根の人柄はもちろん、愛娘でタレントの関根麻里との良好な関係性から、誰もが認める“良き父親”と言える。
首位の関根といえば、その類まれなトークスキルと“細かすぎる”ものまねから、世代を問わず多くの視聴者から愛されるタレントのひとり。トーク番組などで度々明かされる“嫁大好き芸人”っぷりから、タレントとしてだけでなく、家庭人としても好感度が高い。さらに、娘である麻里との“仲良し親子”という関係性もすっかり定着。関根と同じ父親層からは「麻里ちゃんを見るだけで、良い家庭環境のなかで育ったことがわかるし、2人の会話を聞いていても娘を大切にしている思いが伝わってくる」(東京都/40代/小学生の父)というコメントが多数を占め、子ども層からもその話術から「おもしろくて話をしていて飽きなさそう」(千葉県/20代/女性)と、理想とする“友だちのような親子関係”を築くことができる父親として映っているようだ。
続く2位には、【所ジョージ】がランクイン。車、バイク、フィギュア、スニーカー、ゴルフなど、芸能界きっての多趣味として知られる所には、父親層からは「大人の男の見本みたいな暮らし方をしていそう」(福岡県/40代/小学生の父)と、いくつになっても子ども心を忘れない生き方やライフスタイルに羨望の眼差しが向けられる。また子ども層からも「多趣味で良い意味で適当だから、いろんな角度から物事を見ていそう」(千葉県/20代/女性)という意見に代表されるように、堅苦しさを感じさせず“個”を尊重してくれる父親という印象が強いようだ。
上位のランキングを見ると、“イクメン”という言葉を定着させた【つるの剛士】(3位)、笑いのためなら家族もネタにする“お笑い怪獣”【明石家さんま】(4位)、先ごろ国民栄誉賞を受賞し“ミスター”の愛称で長年愛されてきた【長嶋茂雄】氏(5位)など、お馴染みの面々が顔をそろえている。ともに共通する点といえば、愛情や優しさはもちろんだが、そこにユーモアというキーワードも際立ってくる。ひと昔前の父親=厳格というイメージは、子どもはもちろん父親にとっても希薄になっているようだ。
現代の親子関係は“概ね良好”
その内訳は、父親層では好きな異性や結婚相手の有無など“恋愛”にまつわることが大半を占め、さらに昨今再び表面化している“いじめ”についても気になるというコメントが多かった。また、子ども層では過去の女性遍歴や母親との馴れ初めなどが多数、また父親の収入や経済状況などが気になるというコメントもあった。親子間で何でも言い合える環境が理想とする傾向が年々強まっているが、やはり互いに介入できない“隙間”が存在することも、父と子の親子関係を象徴していると言えるだろう。
【調査概要】
調査時期:2013年5月16日(木)〜5月23日(木)
調査対象:自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員1000名(父親層:小学生〜30歳未満の子どもを持つ20〜40代の男性 500名/子ども層:父親が60歳未満の10〜30代の男女各250名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
父と子に聞いた!意識調査 結果一覧
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