ORICON NEWS
「芸人は“箱推し”」 久保ユリカ、お笑いにずっと救われ続けている 和牛・千鳥・ラーメンズを語る
『M-1』漫才論争はかまいたちの考察に共感
久保ユリカ私自身は王道の漫才が好きなのですが、世の中的にもいろんなことがあった2020年というタイミングで、明るい気持ちになれるというか、頭を使わずに笑えたという意味で、個人的にはマヂカルさん優勝でよかったと思いました。でも、『M-1』って難しいなって、特に2020年は芸人の皆さん、ネタ選びが難しかったんじゃないかなって思います。
『M-1グランプリ2020』マヂカルラブリーの決勝ネタ
久保ユリカ兄がLINEで「おいでやすこが、めっちゃおもろかった」って送ってきました。「そうだね、ピン同士なのにすごいよね」って返したら、「えっ? ピンなん?」って驚いていたので、ピン芸人2人のユニットだと知ってもらえるうえでもよかったと思いました。
『M-1グランプリ2020』おいでやすこがの決勝ネタ
『M-1グランプリ2020』見取り図の決勝ネタ
久保ユリカ今の自分にとっては「教科書」になっている気がします。今回の『M-1』はさっきもお話ししたように、私自身はマヂカルラブリーさんが優勝してよかったと思ったんですけど、この気持ちをうまくまとめてくれる人がいないかなぁと思いながらいろいろネットを見て回ったんです。そうしたら、YouTubeで配信されていた、かまいたちさんの考察がめっちゃしっくりきたんです。
かまいたちの『M-1グランプリ2020』考察
久保ユリカ全体を見たうえで、こういうボケ方をして、こういう笑いにしたいと思っちゃうんです(笑)。無理してボケたいわけでも、むやみにツッコまれたいわけでもなく、場合によっては私がツッコミに徹する場合もありますが、もちろん、苦ではありません!
本来の私の“味”は、私個人のイベントやLINEライブ、ラジオを見聞きしていただければ十分伝わると思うので、ファンの皆さんにはツッコミに徹しているときも久保ユリカの味が出ていないと思わずに、楽しんでもらいたいんです。なので、どうすればそれがちゃんと伝わって、もっとうまく立ち回れるのかと考えるときに、「教科書」としてバラエティーを観たりしています(笑)。
久保ユリカアハハハハ。それはちょっと荷が重いですね(笑)。
久保ユリカ(くぼ・ゆりか)
5月19日生まれ、奈良県出身。2010年、『ラブライブ!』の小泉花陽役で声優デビュー。テレビアニメ『青春ブタ野郎』シリーズや『少女終末旅行』など数多くの作品に出演する。16年2月17日には1stシングル『Lovely Lovely Strawberry』でアーティストデビュー。17年11月には故郷の奈良市観光大使に就任した。2021年1月より、地元関西でラジオ番組『久保ユリカ いまなら、いましか』(略称ならしか)をスタート。ソロ活動5周年を迎える2月17日には、きゃにめ・奈良地域・配信限定シングル『君なら君しか』をリリースする。愛称はシカコ。
ニューシングル『君なら君しか』(2月17日発売)
アーティストデビュー5周年記念日にリリースする2年ぶりの新作CDは、タイトルに「奈良」「シカ」が入った『君なら君しか』。カップリングには、ソロデビュー曲『Lovely Lovely Strawberry』のアコースティックバージョン『Lovely Lovely Strawberry あおによしVer.』が収録される。ポニーキャニオン通販サイト「きゃにめ」、アニメイト奈良&タワーレコード橿原店限定発売。3月13日には対象店舗・対象商品購入者を対象としたオンラインリリースイベントを開催する。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(2月9日掲載)