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女優でプロレスラー、「おばあちゃんみたい」にガリガリに痩せても…バセドウ病乗り越え新たなステージへ

  • 病気を克服し、女優、女子プロレスラーとして活躍する向後桃さん

    病気を克服し、女優、女子プロレスラーとして活躍する向後桃さん

 甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、微熱や動悸、疲れやすさなど全身症状が起きるバセドウ病。若い女性に多いと言われる病気だ。向後桃(こうご・もも)さんは、芸能活動が軌道に乗ってきた2016年にバセドウ病を発症、つらい闘病生活を経験した。投薬治療などを経て体力が戻ってからは、「今しかない」という気持ちから、なんと女子プロレスラーとしてもデビュー。今では薬でバランスを取りながら、女優でありレスラーである自分を楽しんでいる。異色の経歴を持つ向後さんに、過酷な闘病と自分らしい生き方について聞いた。

筋肉が減りすぎて…、ミス湘南なのにガリガリの水着姿

  • 『ミス湘南』に選出されたとき

    『ミス湘南』に選出されたとき

  • 痩せてしまった体で撮影に臨んだ

    痩せてしまった体で撮影に臨んだ

――向後さんは2016年に『ミス湘南』に選ばれ、芸能活動が多くなったと同時にバセドウ病が発覚したそうですね。その当時の体調はどのような感じだったんですか?

向後桃 ミス湘南に選ばれる少し前から異変はあったのですが、最初は「なんか疲れやすいな」と思うくらいで。でも、どんどん体力がなくなっていって、酷いときは大きな交差点が一気に渡れないくらいだったんです。家にいても横になったままで動けず、眠りも浅いし、抜け毛まで多くなって。もともと平熱は高いほうなんですけど、37度を超える日が多くなりました。ずっと疲れているから、やる気も出ない。それでも、まさか病気だとは思わずに、寝てばかりいる自分に対して「なんでこんなにだらしないんだろう」と責めてばかりいたんです。あの自己嫌悪の日々が、本当につらかったですね。

――子どもの頃からずっと運動してきた向後さんにとって、体力と筋肉が落ちていくのは恐怖でしたでしょうね。

向後桃 はい。動きたくても動けないし、気力もなくなっていって。全身の筋肉が減りすぎて、私の腕を掴んだ友だちが「うちのおばあちゃんみたい!」っていうくらい、張りのない細さになってしまいました。しかも、その頃はミス湘南として人前に出ることが多かった時期。せっかく撮影していただいてもガリガリの水着姿だったりして、写真を見るたびに情けなくて泣いてました。

健康診断でバセドウ病が発覚、リスク抱えながらの闘病

  • 心電図の検査をする向後さん

    心電図の検査をする向後さん

――病気だとわかったのは、何がきっかけだったんですか?

向後桃 健康診断でたまたま見つかったんです。普通の健康診断ではわからなかったと思うんですが、バセドウ病って喉仏が膨らむんですよ。私の甲状腺の異常に気づいてくれた先生が、「疲れやすくない? 血液検査をしてみましょう」と調べてくださって。そこで初めて病名がわかり、これまでのいろんなことは病気のせいだったんだとホッとしました。それが4月くらいだったんですけど、お薬で治療を開始したら、冬くらいには体調も落ち着きました。

――治療はどんなことを?

向後桃 バセドウ病の治療は投薬と放射線、手術といろんな方法があるんですが、私は投薬を選びました。ただ、人によって投薬で効果が出ないことがあったり、かなりキツイ副作用が出ることがあるんです。幸いなことに私は副作用がほとんどなかったので、その点では恵まれていました。

――薬は飲み続けているんですか?

向後桃 症状の改善にあわせて減らしていくんですが、一度正常値になっても、お薬をやめた途端にまた戻ってしまうことがあるんです。バセドウ病は早い人で3〜4年で寛解(完治ではなく症状がなくなること)する人もいますが、それでも再発のリスクは一生持ち続けることになります。また、ホルモン値のバランスを保つよう治療をするんですけど、それが反対側に行き過ぎてしまうと、今度は橋本病という病気になる危険もあります。バセドウ病は、いろんなリスクと闘いながら治療しなければならないんです。

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