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日向坂46・齊藤京子、K‐POPへの憧れ語るも“倣わない”覚悟「私たちならではの“ぶりっこ”極めたい」

K‐POPには憧れも「私たちのグループにできることをしたい」

 2020年は世界がコロナ禍に見舞われ、数々のライブエンターテインメントが中止や延期に迫られた。日向坂46も、グループの夢だった東京ドーム公演が延期となったが、齊藤はポジティブに前を見据えている。

「12月24日に『ひなくり2020〜おばけホテルと22人のサンタクロース〜』配信ライブを開催出来て、まずおひさま(※日向坂46ファンの呼称)の皆さんとクリスマスを一緒に過ごせたのはよかったです。そしてあくまでも“中止”じゃなく、“延期”というのがうれしかったです。“この状況が落ち着いたらきっと出来る”と希望になりましたし、出来るだけ近い内に開催して、最高のパフォーマンスを見せたいと思います」

 コロナ禍でも大きなムーブメントを起こしていたK‐POPだが、“ライバル視”について聞くと、むしろ齊藤は「憧れの気持ちがあります」と明かす。

「MOMOLANDさんとBLACKPINKさんにどハマりしました。新大久保に行ったり、音楽を聞いたり、韓国料理を食べまくったりしてました(笑)。パフォーマンス力がすごく高くて、女性的な魅力がギュッと詰まっている方々だと思います。」
 しかし、K‐POPアイドルに倣うだけでなく、自分たちには自分たちのアイドル像があるとも語る。「ファンの皆さんに番組で『面白い』と言っていただけたりすることが今はうれしいと思っていて、私たちには私たちの魅力があるんだと思うようになりました。MOMOLANDさんやBLACKPINKさんなどに憧れている部分はあって、そうなりたいなとも思うんですけど、“大喜利”とか“ぶりっ子”とか、私たちができることでもファンの方たちを笑顔にできたらなと思っています」

 最後に改めて写真集の仕上がりについて聞くと、「1年間いろんな作戦を練ったりして完成させました。そんな過程も含め“頑張った”という意味でも100点満点の仕上がりです。今回の写真集は1人でも多くの人に長く愛されたいという気持ちが強いです。末長くファンの方の傍にある1冊になればうれしいです」とアピールした。

 齊藤はこれまで日向坂46の中心メンバーとして、着実に世間からの認知度をアップさせてきた。ここからまたソロ写真集を武器に、“国民的彼女”という目標に向かって、着実に歩みを進めていく。

(取材・文/中山洋平)

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