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正月の風物詩「芸能人格付けチェック!」Pに聞く“出題”の裏側 個人62連勝“GACKT包囲網”はいかに?
“番組 対 GACKT”の意識はまったくない
「一流でもなんでもない僕ら一般人がやってみて、実際、どうなのかを必ず試しています。このリハーサル自体がもう『格付けチェック』そのものになっていて、例えば、僕は牛肉が大好きなので、絶対当ててやろうと思って、自信満々にうんちくまで語って答えたのに、間違えてしまって、大いにショックを受けるわ、悔しいわ、恥ずかしいわ(笑)。スタッフだけでやっても盛り上がるのだから、それを一流芸能人たちがやって面白くないわけがないだろうと。問題に関しては1年中、『何かないかな』とアンテナを立てて探しています」
本番となる収録現場では、スタッフは「ライブショーを見ているみたいに、ドキドキ、ハラハラしながら、出演者と同じように喜んだり、悔しがったりしている」そう。
そんなGACKTが今後の連勝記録をどこまで伸ばすのかが、今、番組の大きな見どころになっている。いまや「絶対に間違えない男」と称され、「1カ月前から胃が痛くなるほどのプレッシャーを感じている」と明かしているが、一方の制作者サイドはというと、「(出題に対しての)プレッシャーはまったくない」とこちらもキッパリ。
「GACKTさんの連勝を止めてやろうとか、逆に伸ばしてあげようという気持ちは全然なく、先ほども申し上げた通り、スタンスは番組スタート当初とまったく変わらず一緒です。GACKTさんに合わせてチェックを考えていることは一切ありませんし、他の出演者同様、フラットに見ています」
それだけに、純粋にGACKTの博識ぶりに驚かされているという。
「初出演当初はここまで連続で正解を出される方だとは思っていませんでした。番組では、事前にチェック項目について出演者に一切お知らせしていないんですが、なぜあらゆるジャンルの知識を持っていらっしゃるのか。ただ、非常にストイックで、何事も極めようという思いを持たれている方らしく、本当に毎回、勉強されて番組に挑まれているんです。GACKTさんは番組と戦っているというより、自分と戦っているのではないかと思っていますし、僕ら制作サイドも“番組 対 GACKT”という意識は全く持っていません」