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“細胞たち”の奮闘劇、アニメ『はたらく細胞!!』放送 監修者語る「細胞たちに興味を持ち健康な体づくりに役立てて」
こんなときだからこそ…『はたらく細胞』から学べる“体内で起こっていること”
“血小板ちゃん”などのキャラクターも人気のアニメ『はたらく細胞!!』は、まさに“体にまつわること”を学び知ることができる作品だ。人間の体の中で起こっていることを物語として取り上げ、たくさんの細胞たちが擬人化されたキャラクターとして登場する。
人間の体の中ではどんなことが起こっているのか、どのような細胞たちが存在しているのかといった知識も、アニメのストーリーを通して楽しく学べる作品となっている。テレビアニメ第2期では、先行上映版として公開された“腸”にまつわるエピソードや、新型コロナの話題でも取り沙汰される“免疫”について知ることができるエピソードも。新型コロナについてのニュースが連日放送されているなかで、この時期だからこそあらためて“体の仕組み”を知っておくことが大切なのではないか。
“エンターテイメント性”を残しつつ、楽しく正しく医療知識が学べる作品であることをポリシーに
アニメの医療監修は、原作漫画の監修と同じく原田知幸先生が務めている。これまでにも数々の漫画やドラマ作品で医療監修を担当し、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)などの番組にも出演している名医だ。
テレビ番組に登場する際も、私たちの体の中で起きていることを、わかりやすく適切に解説してくれる原田先生だが、『はたらく細胞』の医療監修をする上では「“嘘のないことのギリギリの線引き”をいつも考えている」と語る。
「作品の世界観やコンセプトを台無しにしない様に心がけています。医学的医療的な要素を強く優先すると、フィクションの部分や世界観が損なわれてしまうことがあるからです。世界観やエンタメの要素を失わず、でも医学的・医療的に大切なことを伝え、“嘘のないことのギリギリの線引き”をいつも考えています。絶妙であったり微妙であったりしますが(笑)」(原田先生、以下同)
実際に、本作で登場するキャラクターや事象は、難しい用語を伴うものも多い。それでも「わかりやすい」という声があるだけに、“伝えるための工夫”は徹底したこだわりがあるという。
「“分かりやすく伝える”ためには、自分自身がより深い知識を持つことが大切です。第2期の監修でも、たくさん勉強をする機会を与えていただきました。さらに“おもしろく伝える”には、先ほども触れましたが世界観を理解することです。例えば、肺炎球菌との戦いのシーン。白血球は敵を気管支に誘い込み『くしゃみ1号』というロケットに乗せた後、外界へ飛ばし『ばいばい菌だ』と決め台詞を言います。医学的には『くしゃみ』ではなく『せき』だと思いましたが『せき1号』というロケットだと面白みがないです。清水先生さすがだな、と思い『せき』ではなく『くしゃみ』を医療的に許容しました」
「医学や科学は好きな人は好きなのですが、苦手な人はどうもとっつきづらい分野だと思います。『はたらく細胞』はそんな分野が苦手な人にもすんなり知識が入ってくるすばらしいシリーズです。私たちの細胞達は本作品の様に体を全力で守ってくれています。そんな細胞たちに興味を持ち健康な体づくりにお役立ていただければと思います」
こんな時期だからこそ、体や体の仕組みについて知りたいという声も多い。その機会にとっておきな、アニメ『はたらく細胞!!』をぜひ視聴してみてほしい。
『はたらく細胞!!』
◆TOKYO MX 1月9日(土)23:30〜
◆とちぎテレビ 1月9日(土)23:30〜
◆群馬テレビ 1月9日(土)23:30〜
◆BS11 1月9日(土)23:30〜
◆MBS 1月9日(土)26:38〜
◆テレビ愛知 1月12日(火)26:35〜
◆北海道放送 1月10日(日)25:25〜
◆RKB毎日放送 1月10日(日)25:20〜
<作品概要>
【アニメ公式サイト】:http://hataraku-saibou.com
【公式Twitter】@ hataraku_saibou (推奨ハッシュタグ:#はたらく細胞)
【権利表記】(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
<原作情報>
「月刊少年シリウス」(講談社)にて「はたらく細胞」好評連載中!コミックス第1巻〜第5巻発売中!
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