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【LiSAオンラインライブレポート】ライブでこそわかる圧巻の表現力とは?
まるでMVのようなこだわり…配信ならではの映像演出に目が離せない
「1年ぶりじゃない? ライブするの!」「みんなの姿見えているからね!」「最高に楽しんでいきましょう! ピース!」とファンたちに呼びかけると、4曲目の楽曲「エレクトリリカル」のダンスをファンたちに自ら指導してくれる。くるくると表情豊かに歌い踊るLiSAに、こちらも思わず笑顔になってしまう。画面にキャラクターが重なる楽しい演出も配信だからこそ。
がらりと雰囲気を変えた次の楽曲は、“女の情念“を歌った「愛錠」。初のドラマ主題歌にもなった曲を情感たっぷりに届ける。先ほどまで弾けるような笑顔で歌い踊っていたLiSAとは同一人物とは思えない、表現力の振り幅は圧巻だった。
配信ならではのカメラワークも光っていた。一体何台のカメラが用意されていたのだろうか。ステージの上方をはじめ、あらゆる角度からゆっくりとなめまわすようにLiSAをとらえた映像は、生ライブでは決して見られない画だった。幻想的なステージの演出とあいまって、まるでMVを見ているような圧倒的な映像美に視線が釘付けになった。そして、どんな体勢になろうと、LiSAの圧倒的なボーカルは乱れることはない。
その後、幻想的な光の演出のまま「unlasting」へ。悲しみや切なさを声にのせるLiSAの圧倒的な表現力にすっかり聴き入ってしまう。
パワフルなボーカルが止まらない…「炎」から「紅蓮華」の流れに興奮は最高潮へ
ラストナンバーの「ハウル」では、軽やかな音楽に乗せてダンサーたちと舞いながら、ポジティブなメッセージを刻んだ歌詞を歌唱。大団円を迎えると、LiSAはまっすぐとファンに語りかける。
「いつも当たり前のようにあった幸せが、特別なんだって気付いた2020年。キミのコトをたくさん想って、どうしてもキミに会いたくなった2020年。不安があったり、不安になったり、立ち止まったりしそうになっても、今日私たちは、ここに辿り着いた。いつも、ホントにありがとう。もっともっと最高な未来が、私たちに待ってますように。今日を越えていけ、もっともっと越えていけ…」
『ONLiNE LEO-NiNE』のアーカイブ映像は12月19日23:00まで視聴可能。見逃してしまった人も12月19日17:00まで配信チケットが発売中だ。LiSAの真骨頂といえるライブをぜひ感じて欲しい。
LiSAオンラインライブ『ONLiNE LEO-NiNE』
【ONLiNE LEO-NiNE特設ページ】
https://k.lxixsxa.com/ONLiNE_LEO-NiNE/(外部サイト)
―OPENiNG―
1. マコトシヤカ
2. Catch the Moment
3. 晴レ舞台
4. エレクトリリカル
5. 愛錠
6. わがままケット・シー
7. unlasting
8. cancellation
9.赤い罠(who loves it?)
10. 炎
11. 紅蓮華
12. play the world! feat.PABLO
13. Rising Hope
14. ADAMAS
15. ハウル
LiSA 18thシングル「dawn」発売決定
発売日:2021年1月13日(水)
・通常盤:¥1,000+税