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アンチも白旗? 芸能界の“陰キャ”推しを正面突破する、手越祐也の“陽キャ”無双ぶり
2時間「何も残らない」会見を続けるのは逆にすごい? アンチすら“バカ負け”
前述の会見自体、2時間以上もしゃべり続けた挙句「何も残らない、中身がない」と批判された手越だが、そもそも「中身がないことを堂々としゃべり続けられる」こと自体が、実は特殊な才能なのではないか。普通ならつい良いことを言おうとしてしまうだろうが、彼にはそれがなく、結果として「何も残らなかった」が、それこそがナチュラルボーン・陽キャの証。いくら厳しい声を上げたり上げ足を取ったりしても、実際の手越があの調子では、次第に批判する側もバカバカしくなってくるというものだ。まさに“バカ負け”の妙であり、アンチすら140万人の登録者の一員であるならば、すでに手越の術中ともいえるだろう。
“陰キャアピール”がもてはやされる芸能界で、手越の“陽キャ力”は貴重
そんな風潮のなかで手越は、裏も表もなく、また裏側を探る必要すら感じられないほどのポジティブさを発揮し、世間の批判や風当たりを気にするふうもない。かつての芸能界は、このようなある種の破天荒さを受け入れる土壌があったが、現在は事情が変わった。だが、それだけに手越のような圧倒的な“陽キャ力”は、今の芸能界において貴重であり、必要な存在だったのかもしれない。
これまでの色々を考えると、手越のテレビ界への復帰はそう簡単なものではないかもしれない。とはいえ、彼自身がYouTuberとして発信でき、多くのユーザーを楽しませることのできる今の時代は、手越にとっても悪いものではないのは確か。何の気がねなく陽キャ力を発揮し、様々なしがらみを突破していく姿はどこか痛快ですらある。手越無双がどこまで続くか、今後も見守っていきたい。