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外出気分を体感?ひたすら"お散歩"する女子高生 描くマンガに「ほっこり」

  • 『ぐるぐるてくてく』 (C) Midori Obiya / LINE

    『ぐるぐるてくてく』 (C) Midori Obiya / LINE

 休校が長期化する中、高校生たちのたわいもない日常をゆる〜く描いた2作の漫画に注目が集まっている。男子高校生4人組のゆるーい日常を描いた『月曜日から金曜日の男子高校生』と、女子高生がひたすらお散歩を楽しむ『ぐるぐるてくてく』。どちらもごく普通の高校生たちの日常を描いており、おうち時間のお供に最高な2作だ。
【マンガ】『月曜日から金曜日の男子高校生』を読む(外部サイト)
【マンガ】『ぐるぐるてくてく』を読む(外部サイト)

おバカな男子高校生たちの青春マンガに共感の声 “お菓子食べるだけ”の回も人気に

 1つ目は、ごく普通の男子高校生4人組の友情、部活、バイト、恋愛などを描いた『月曜日から金曜日の男子高校生』。女の子の日常を描いた漫画がたくさんある中、「ごく普通の男子高校生にスポットを当てた漫画」にSNSでは「くっ、くだらない!! 最高!!」など評価する声が相次いでいる。

 中でも評判のエピソード「さくりパイ」は、サクサクしたスナック菓子を4人の男子が食べて、クラスの可愛い女子・百田さんにもあげるという話。SNSでは「全話オチてるが、今回は神可愛い」「神回」など多くのコメントを集め、人気の高いエピソードとなっている。

 作者の森つぶみさんは、この話について、「昔友人が『あ〜、なんかめっちゃサクサクしたもの食べたい』と言っていたのがなぜか印象に残っており、そこから着想しました。めっちゃサクサクしたお菓子を食べるだけの話ですが、『この回が好き!』という反響をたくさんいただけた回でもあります」と述べた。

 SNSで評判の高い「席、かして下さい」というエピソードは、真面目キャラの男子が、女子から椅子を借りるためにどう話しかければ良いのかを真剣に悩む話。何コマにもわたって声をかけるかかけないかの葛藤が描かれており果たして結果は…とハラハラする。SNSでは「楽しいなぁ。若いって、それだけで素晴らしい」「めっちゃおもろ! 声出して笑った」など、ちょっぴりおバカでウブな男子高校生たちの“青春”にたくさんの共感が集まっている。

日常を舞台にした話を作るにあたって、「ストーリーはひたすら散歩などしながら考えていますが、今までの人生の中で出会った人たちの印象的な言動から着想することが多いです。」と創作秘話を教えてくれた。

「散歩部」の部長と部員の散歩ストーリー 「多くの方の散歩のお供になれば」

 2つ目は、「散歩部」に所属する二人の女子高生が、放課後にてくてくと散歩するだけの漫画『ぐるぐるてくてく』。“散歩だけ”をテーマにした漫画とはかなり斬新だが、作者の帯屋ミドリさんは「いろいろな風景、街の背景を描いてみたいという欲求が最初にあり、それを一番満たせるのは散歩漫画ではないか」と考え、描き始めたという。

 この“散歩”漫画の主要キャラクターは『散歩部』部長・葵と、彼女に勧誘されて入部した後輩・歩の二人。方向音痴ですぐ迷子になる部長に対し、後輩が「まったくもう、しょうがないんですから」とツッコミつつ、放課後の部活動として散歩を楽しむ話だ。SNSでは「絵が可愛くて読んだけど、内容も可愛かった。ほのぼの」「散歩好きにはたまらないマンガだ!」などのコメントが寄せられている。また散歩の目的地として実在のスポットが登場するため、「散歩に行った気分になれる」「目白よく行くからうれしくなってしまった」といったタイムリーな反響も相次いでいる。

 新型コロナの影響に対し、帯屋さんはTwitterで、「少しでも外出気分をお届けできれば…」とマンガを積極的に公開している。

 「おさんぽマンガ」を書いている帯屋さんに『散歩を楽しむ方法』を伺ったところ、帯屋さんは「散歩=歩く散歩だけではない」と語る。実際に作画をする場合であっても同じ場所に何度も取材に行けるわけでないので、散歩マンガを描く場合も、「外出しなくても散歩マンガを描くことができる」ように工夫をしているそうだ。

 「RPGのマップを隅から隅まで調べないと気がすまない性格で、それを現実世界で実行している感じです」とご自身の性格を語りつつ、普段から季節のずれにも対応して作画を行っていることを口にした。コロナの影響がなかった頃も、「『ぐるぐるてくてく』の季節は春ですが、取材が冬の時期もあったので、冬の景色を見ながら春の景色を描かないといけなくなります。背景を描くために取材に行くとタイミング悪く工事をしていることがあったり、天気にも左右されます。」と普段から「外出せずに散歩を体感できる」ように執筆の調整を重ねていた。
【マンガ】『ぐるぐるてくてく』を読む(外部サイト)
【特集】『ぐるぐるてくてく』帯屋さんのインタビュー長編 を読む(外部サイト)
 今までは「当たり前」のように感じていた学生生活や自由なお散歩ができない状況になっても、作品を通じて気分を転換したり、「コロナの影響が落ち着いたらやりたいこと」の予習として作品を楽しむ姿勢が広がっているようだ。

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