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「今の小学生は知らない…」のになぜ? 30年以上「タマ&フレンズ」をドリル表紙に起用し続けるワケ

生活に自然と馴染むのキャラクターだからこそ、毎日使うドリルにもぴったりあう

――今年1月に擬人化したアニメ『うちタマ?!』が放送され、「小学生時代の漢字ドリルのタマ達がこんな可愛く擬人化。どっちの姿も可愛すぎる」「懐かしい!! 小学校の算数ドリルが『タマ&フレンズ』だった」と懐かしさからアニメを観る人もいます。そうした声を聞いてどのように感じますか?

担当者 長年ドリルのキャラクターとして採用させていただいている弊社でも、「タマ&フレンズ」の擬人化を聞いたときは、かなりびっくりしました。これまでの「タマ&フレンズ」とは大きく違うイメージでもあり、戸惑いもありましたが、そのような新しい風が吹くことで、改めて「タマ&フレンズ」を見つめ直すきっかけになります。変わらないように見えて、時代にあわせて更新されていくキャラクターなのだなぁと実感しています。

――長く愛される「タマ&フレンズ」の魅力とは?

担当者 空地や銭湯など、今の子どもたちにとって経験していないことでも、なんとなく懐かしいと感じてしまう、日常よくある風景が「タマ&フレンズ」にあると思います。擬人化のように、時にはびっくりする変化をしながらも、日常に寄り添い生活に自然と馴染むキャラクターです。毎日使うドリルにもぴったりではないでしょうか。

――子ども向けの学習教材だからこそ、起用するキャラクターの選別は難しいと思います。どのような基準があるのでしょうか?

担当者 学校現場で使用するドリルを制作しているメーカーは複数あり、各社キャラクター選びにかなり力を入れています。弊社では、「飽きない」「好き嫌いがない」「一緒にがんばりたい」ようなキャラクターであることを大切にしています。

――では最後に、最近のドリルの傾向を教えてください。

担当者 家庭学習で使っていただいているケースが多いので、ヒントを掲載するなど、宿題として取り組みやすいドリルになるよう心がけています。また、学校における働き方改革も推進されているなかで、先生の負担軽減のために、児童の自主学習をサポートできるような仕組みを多く盛り込むようにしています。

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