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ORICON NEWS
「私は“普通の人”になりたかった」総額1000万円超えの整形YouTuber・轟ちゃんが明かすリアルな事情
「可愛くなりたい!」ではなく「普通になりたかった」
轟ちゃんはっきりと「整形したい」と思ったのが中学生でした。当時、自身の引っ込み思案な性格やオタクな趣味もあってか、よく周りから「ブス」となじられていました。ですが、はっきり「ブス」と自覚したのは中学の修学旅行のことです。からかう感じで、他人との2ショットを撮られたのですが、そこに映る私の顔を見て「人と比べてこんなにブスなんだ」と衝撃を受けて。整形する動機には「可愛くなりたい」が多いかと思いますが、私は「普通になりたい」「自分を好きになりたい」という思いが強かったです。
――その後、実際に整形してみて感じたことはありますか?
轟ちゃん普段YouTubeで発信していても思うんですが、ネガティブな言葉で攻撃する人がたくさんいるなあと。「整形したら上から目線でブスを卑下するのか」と、思い込みの元にいろいろなことを言われます。私はただ、“普通の人“との差を埋めようとしただけなんですが……自分から整形のありのままを発信して、世間的にそうした風潮をなくしていければと思っています。
自らも上唇に麻痺 「整形カジュアル化」への懸念
轟ちゃん韓国のように、“カジュアルな整形文化”が根付いていくのではないかと考えています。ただ、そこには危険性も孕んでいるということだけは認識してほしい。私も整形でさまざまな部位を整形していますが、現在上唇に麻痺が残っています。このままカジュアル化していくことで、背景にあるリスクに気づかない人が増えていくことを危惧しています。
――では後悔が残っているのでは……。
轟ちゃんいえ、まったく後悔ありません。「整形したら絶対かわいくなるわけじゃないんだな」と知ることができましたし。可愛くなることだけに焦点を当てるなら、メイクやダイエットなど、たくさんのツールがあります。私にとって整形は、自分を認めるための「救済策」。普通に近づいたという自信は付きましたが、それでもいじめの経験から形成された卑屈な性格は変わりませんでした。内面まで変えられるかどうかは、整形した後の自分の努力次第だと思っています。
失敗経験がある自分だからこそ「整形のリアル」を発信できる
轟ちゃん「整形で全部うまくいくわけではない」ということなのですが、“失敗無し”で満足した人が語るのは説得力がないと思っていて。私は失敗の経験もあるし、整形してもまだ不完全だと思っているので、伝えられることも多いと思っています。だから整形にまつわる嘘のない情報をもっと語っていきたいです。
――轟ちゃん自身の、これからの目標はありますか?
轟ちゃん整形の事を多くの人に伝えるために、自分がもっと強くなって影響力を持たなければと思っていて……それに比例して内面の強さが身についてくればいいですね。