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広瀬すず、朝ドラ100作目『なつぞら』ヒロイン「このめぐり合わせを楽しみたい」

この時代に生まれたことに感謝

 NHKの連続テレビ小説100作目となる『なつぞら』が4月1日にスタートする。この歴史的節目の作品でヒロインを務めるのは、女優の広瀬すず。しかも、「平成」の終わりにはじまって、新元号のはじまりに放送された作品として、歴史に刻まれる。なんというめぐり合わせ。広瀬自身は「この時代に生まれたことに感謝。せっかくだから、このめぐり合わせを楽しませてもらおうって思います」と腹をくくっている。

 正直なところ、広瀬はどう思っているのか。「私が演じる奥原なつは、周りの人に恵まれているヒロイン。私自身も人や作品に恵まれている、そういう自信はあります。めぐり合わせの運だけは異常に強い。節目の作品に携われるのはすごく幸せなことだと思うし、光栄に思っています」。

 一方で、「こんな自分で申し訳ない」と不安になることもある。「ある作品で、すごく不安に思っていたら、共演した先輩に『せっかくだから楽しみなよ』と言っていただいて。その先輩も、かつてそうアドバイスされたそうで、『せっかくだから』と思うようになったら、気持ちが楽になった、というおはなしをしてくださいました。私もそのことばに救われて。そういうところも人に恵まれている、と感じます。自分に都合のいいことばかもしれないけど、この1年くらい、『せっかくだから、やらせていただこう』『楽しもう』と思うようになりました」と、重圧をモチベーションに自ら変えているという。朝ドラ100作目のヒロインや、平成最後の『紅白歌合戦』の司会など、強運の一つひとつをきちんと受け取って、大切に使っているからこそ、新たな運に恵まれていくのだろう。

 そんな広瀬がヒロインを演じる『なつぞら』は、戦争で両親を失い、北海道・十勝の酪農一家・柴田家に引き取られ、大自然と開拓者精神あふれた強く、優しい大人たちのもとで成長したヒロイン・なつが、アメリカではやっていた“絵が動く”漫画映画の魅力を知り、アニメーションの世界に飛び込んでいく物語。

 広瀬は、搾乳、乗馬、演劇、絵画、スキー、アニメーション作りなど、さまざまなレッスンを受けながら、膨大なせりふを覚え、ベテランから若手までそうそうたる俳優陣との芝居場が際限なく続く。それが、朝ドラヒロインの宿命でもある。

朝ドラヒロインは大変? 「全然、大丈夫です」

 「60シーン分のリハーサルを一気にした日があって、松嶋さん(なつの育ての親・柴田富士子役の松嶋菜々子。1996年前期放送、54作目『ひまわり』のヒロイン)が『こういうのが次々くるからね』とおっしゃって、松嶋さんもそうだったんだ、と思ったのですが、『朝ドラヒロインは大変だ』とよく聞いていて、姉(広瀬アリス。17年後期放送、97作目『わろてんか』に出演)からも『ヒロインは大変だ』と聞いていたので、覚悟はしていたんですが、撮影に入ってからずっと楽しいんです」。

 強がりでもなんでもないようで、「共演者の方々が、皆さん『寝ている?』『食べている?』と心配してくださるんです。『全然、大丈夫です』って応えると、『大丈夫そうだね』って(笑)。スタッフさんには『これからだよ』と言われているんですが…」と、頼もしい。

 そこには、広瀬の別の覚悟がある。「毎日、朝からずっと撮影していたら、スタッフさんも、キャストの皆さんも疲れてくるのは当たり前。それを吹き飛ばせるパワーを持っているのがヒロイン。歴代のヒロインの方々がやってきたことなんだろうな、と思って。はじめてドラマで主演をさせてもらった時から思っていることなんですが、自分にできることは全力でやろう、主演としてこうありたい、と思ったことを全部やって、皆さんのエネルギーになるような姿で現場にいられたらいいな、と思っています」。

 戦災孤児として味わった苦労や、兄妹とも離ればなれになってしまった境遇もあって、他人との距離感がつかめなくなり、周りに誤解されることもあるけれど、開拓一世である柴田泰樹のもとで牧場を手伝ううちに、持ち前の明るさを取り戻す。

 「なつは、『幸せだ』という感情をことばにして相手に伝えることができる、『ありがとう』『ごめんなさい』がちゃんといえる女の子。彼女を見ていると周りの人も『頑張ろう』と思える、太陽のような存在です。私も見習わなくちゃ、って思うすてきな女の子を演じさせてもらっています」。

 周囲にパワーを与える朝ドラ100作目のヒロイン女優は、物語のヒロインからパワーをもらっているようだ。そんなヒロインとともに過ごせる半年間が楽しみだ。

(撮影:涌井直志)

2019年前期 連続テレビ小説『なつぞら』

 戦争で両親を失った少女・奥原なつ。彼女を癒し、たくましく育てたのは、北海道・十勝の大自然と、開拓者精神あふれた強く、優しい大人たちだった。やがて、なつは十勝で育まれた豊かな想像力と開拓者精神を生かし、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。本作は連続テレビ小説100作目にあたる。

ヒロイン:広瀬すず
語り:内村光良
主題歌:スピッツ「優しいあの子」
作:大森寿美男
音楽:橋本由香利

【放送情報】
2019年4月1日(月)〜9月28日(土)の毎週月曜〜土曜 全156回(予定)
総合 午前8:00〜8:15/午後0:45〜1:00(再)
BSプレミアム 午前7:30〜7:45/午後11:30〜11:45(再)

※毎週土曜、BSプレミアムで再放送あり(午前9:30〜11:00)

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/(外部サイト)

第1週「なつよ、ここが十勝だ」

 どこまでも続く草原の丘で、北海道・十勝の風景を描く奥原なつ(広瀬すず)。昭和21年初夏、なつ(粟野咲莉)は9歳の時、亡き父の戦友だった柴田剛男(藤木直人)に引き取られて十勝にやってきた。妻・富士子(松嶋菜々子)は我が子としてなつを受け入れようする一方、富士子の父でガンコ者の泰樹(草刈正雄)は働き手にもならないとなつに冷たくあたる。しかし、子供ながらにここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを必死に手伝い、次第に泰樹の心を溶かしていく。
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