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渡辺直美、あのインスタ動画の裏話とは? 理想の女性像も明かす
「1日100回は笑いたい」、人を喜ばせることを前提に
「私、1日100回は笑いたいと思っているので、普段から“何をしようか?”とか“何食べる?”とか、いつもワクワクしているんですよ。だって、楽しみって口にした方が周りのみんな楽しくなりません? はしゃいだり笑ったりしていると『あいつ、なに浮かれてんの?』って思われるから抑えようっていう場面はたくさんあると思うけど、私はそれでも『楽しいね!』って言っちゃいます。そこで『えー、メンドクサイじゃん』って言う人がいたら、『なんでなんで?』って、それはそれで話が膨らむじゃないですか。そうやって、できるだけ明るい方向へ持っていきたい。だから私、ネットで2ちゃんねるとかを見る時も、みんなでボケ合っているような明るいスレッドしか見ないんですよ。そういうところでネガティブな方に行ってしまうと、ただでさえ毎日がハッピーなわけじゃないのに、余計に落ちてしまう。あえて暗いところに行かないで明るいことをいっぱい考えていたいなって思うんですよね」
「ポジティブの押し売りはしたくない」、目指すは松岡修造
「落ち込んでいる人を『元気になろうぜ!』って無理やり上げようとするのは好きじゃない。例えば松岡修造さんはポジティブって言われているけど、松岡さん自身はひと言も『ポジティブに行こうぜ』なんて言っていないんですよ。その姿勢やアドバイスで“ポジティブな気持ちにさせてくれる”だけで、決して押しつけていない。私もそういうポジティブでありたいんです。なぜなら私自身、根はすごくネガティブだから。でもそのおかげで先のことを考えて備えたり努力もできるで、仕事で大きな事故もなく、1個1個を楽しく過ごせている。だから、ネガティブな人はポジティブになろうって頑張るんじゃなくて、ネガティブだからこそ今の自分があるって、長所のひとつとして認めて欲しい。その方がよっぽど“ポジティブ”だと思いますよ」
ちなみに『映画 きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』で渡辺が演じた女の子の機関車キャラクター・アシマこそ、「人も自分もありのままを受け入れる」真のポジティブ思考。渡辺にとっての理想の女性だとか。
「アシマはいっさい怒らず批判せず、上手に転がしてトーマスの良さを引き出していく。それこそが彼女の力量で、ホントに海のように器がデカいんです。そんなアシマを参考にすれば絶対にモテますから、この映画はぜひ大人の女性にも観てほしい」と、決して子ども向けにとどまらない作品の見方を提示。「私もこれからはアシマを目指して生きていきます」と笑う渡辺は、おおらかで明るい魅力に満ち溢れていた。
(写真:鈴木一なり 文:若松正子)
『映画 きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』
声の出演:ジョン・カビラ(ナレーション) 比嘉久美子 田中完 渡辺直美
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