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NEWS二度目の“24時間テレビ” 危機を乗り越え完走した4人のたくましさ

“24時間テレビ”で見えた、NEWS4人の個性と役割とは?

小山慶一郎
ステージ上でも裏側でも、いつだって愛すべきリーダー

 『Going Sports&News』のコーナーで、上田晋也から「(しゃべくりで)言い足りなかったことがあるんじゃないか?」と振られた小山は、「車のドリンクホルダーは2つしかないんですけど、両方手越が使うんです」と暴露。「僕はずっとドリンク持っています」と、肩身を狭くする手越に対し追い打ちをかけていた。さらに、コンサートで履く勝負パンツも手越が勝手に履いていってしまうとも告白。自由奔放な手越にやられっぱなしのように聞こえるが、根底には愛すべきリーダー・小山の優しさや、メンバー同士の遠慮のない関係が伺える。ステージ上では、加藤の頭に付いた紙ふぶきを取ってあげたりと、さりげない気遣いも見せていた。

加藤シゲアキ
ドラマでは盲目の教師を熱演、グループでは理性的な一面も

 ドラマが始まる直前、共演したジャニーズWESTの小瀧望とともに「僕は両目を失明しながらも、自分の生きる道を突き進む教師の役」という物語を紹介した加藤。小瀧の役柄を詳しく説明しようとする総合司会の羽鳥慎一には、「まだ我慢で(笑)」とくぎを刺す。ドラマ本編では、両目の視力を奪われたショックから叫び出し、廃人のようになった姿から教師として立ち直るまでを力強く演じきった加藤。NEWSとしては、4人の中でも特に全体を俯瞰し、理性的な一面を見せていたように思う。とはいえ、バラエティ部分では自虐も踏まえた笑いも忘れない。しっかりと自らの役目を全うしていた。

増田貴久
メダリスト相手に大活躍、ピュアな笑顔と泣き顔を見せた

 『嵐にしやがれ』でリオ五輪のメダリストと水中でどこまで息を止められるかに挑戦したのは、3歳から水泳を続けているという増田。「水泳が大好きなので、憧れの方たち」という相手は瀬戸大地選手、星奈津美選手。水中メガネをはずし、前髪をピンで止めて挑んだ増田は、会場の誰もが予想しない中、1分51秒という大記録で優勝。水から顔をあげた瞬間、苦しそうにぐちゃぐちゃの顔で優勝を喜んだ。そんなところにも表れているように、増田の魅力はなんといってもその純粋さ。「フルスイング」での涙は、4人で復活後、初めて東京ドームのステージに立ったデビュー10周年ライブを彷彿させた。

手越祐也
“24時間テレビ”に笑いをもたらした、確固たる個性

 突然の病で夢を諦めた元オリンピック候補・大橋グレース愛喜恵さん(ララ)のもとへ、森三中の大島美幸とともに訪れた手越。ララさんとパンスト相撲対決をした彼は、鼻が上にあがって唇もめくりあがりながらも難病の彼女に勝利。テロップで、“空気を読まないクズ人間”とツッコまれていた。『世界の果てまでイッテQ!』仕込みのコミカルな展開は、これまでの“24時間テレビ”にはあまりなかったもの。「笑顔が多い“24時間テレビ”にしたい」と言っていた手越の考えが如実に表れた部分だ。障がいのある人々と触れ合うだけに、何かと議論を呼ぶこともある。そこに、彼の笑いの才能、しっかりと考えを主張できる男気、誰とでも対等な関係を築くことができる器が、一石を投じたのかもしれない。

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