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重岡大毅インタビュー『目指すはアクション俳優!! 100%でいれば未来の自分が引き上げてくれる』

誰よりも生半可な気持ちでいてはいけない

――音右衛門は、感情を抑えた演技が多く、難しかったのではないですか?
重岡大毅そうですね。でも、考えれば考えるほど難しくなっていくので、フラットな気持ちでいることを心がけました。あとは、脚本を今までにないくらい読み込んで、自分の立場だけではなく、他のキャラクターのことも考えながら撮影に臨みました。今持っている経験値の実力はすべて出し切れたと思うので、悔いはないです。

――現在は、多くのドラマや映画に出演し、ジャニーズWESTとしても活躍されていますが、アイドルと俳優の切り替えはどのようにされているんですか?
重岡大毅何も変わらないです。ただ、ほかの役者のみなさんは、演技一本でこの世界で勝負をされています。だからこそ、普段はジャニーズとしてアイドル活動をさせてもらっていて、役者の世界に飛び込む僕は、誰よりも生半可な気持ちで演技をしてはいけないと思っているんです。

――そこでの葛藤はありますか?
重岡大毅あります。ときどき演じることが怖くなるときもありますけど、チャレンジすることが大好きなんです。それに、自分を信じている部分もあるので、そこは思い切り飛び込むようにしています。失敗することも絶対にあるけど、挫折はない。今の僕が100%でがんばれば、未来の自分が引き上げてくれると常に思っています。そこでがんばったあとに、メンバーに会うとすごくホッとするんです。

――メンバーのみなさんといい関係なんですね。
重岡大毅もう10年くらい一緒にいますからね。

アクションがこなせるような俳優になりたい

――今作は、あきらめないことの大切さを教えられる作品ですが、重岡さんが諦めずにがんばったこととはどんなことでしょうか。
重岡大毅基本的に諦めないですね。デビューすることもそうでしたし、なによりも諦めが悪いタイプだと思います。負けず嫌いでもあって、ゲームでも絶対に勝つまで辞めたくないんです(笑)。

――今もされているんですか?
重岡大毅ゲームは高校時代までですね。あまりにもやりすぎて、このままではダメになってしまうと思って(笑)。未来に危機を感じて、ゲーム機を封印したんです。それからはまったくやっていません。これも自分で決めたことなので、今も守り続けています。

――いま諦めたくないことはどんなことですか?
重岡大毅う〜ん……。全部! どんなことも諦めたくないんです。これからやってみたいのはスカイダイビング。怖いもの見たさのところがあり、落ちたときの自分に会いたくて。きっと新しい扉が開く気がするんです(笑)。

――チャレンジャーですね(笑)。では、そんな重岡さんが次にやってみたい役はどんなものでしょうか。
重岡大毅『ミッション・イン・ポッシブル』のようなアクションがある、ヒーローものをやってみたいです。

――それなら、スカイダイビング以上のスリルが味わえそうですね。
重岡大毅ホンマですね! いつか、それくらいのアクションがこなせるような俳優になりたいと思っています。
(文:吉田可奈)

殿、利息でござる!

 今から250年前の江戸時代。藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者の篤平治(瑛太)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる逆転の発想だった。3億円の大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発。ビンボー庶民が、殿を相手に一世一代の大勝負に挑む。

監督:中村義洋
出演:阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 竹内結子 松田龍平 重岡大毅 他
2016年5月14日(土)全国公開
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
【公式サイト】(外部サイト)

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