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NHKの“免罪符”を得た壇蜜 後続の追従を許さない絶対的な立ち位置
政界進出の噂も納得できてしまう“品格”と“知性”
「最近は、ほぼ同路線の“大人のエロス”をウリにした橋本マナミさんのブレイクに押されて、『あまり見なくなった』なんて声もありましたが、むしろ比較対象があることで壇蜜さんの“上品さ”が際立ち、老若男女から『壇蜜さんのエロスは格上』『一歩先をいってる』などと、再評価につながりました。それもあってのNHK出演なのでしょう。本人は否定していましたが、この夏の参院選に自民党から出馬するといった噂が出るあたり、彼女に対する高評価は一過性のものでなく定着したものだと言っていいでしょうね」(週刊誌記者)
自身の置かれている立場を冷静に分析した立ち居振る舞い
ここまでお茶の間の人気者にもなれば、普通はグラビアの仕事などを減らしそうなものだが、相変わらず壇蜜は写真週刊誌などで過激なグラビアを披露している。そうしたあたりも男性からは、“お高くとまらなくてよかった…”と安心もされ、さらに好感も持たれる要因になっているのだろう。また、変にバラエティ番組に逃げないところも彼女のいいところ。自分の本分である“グラビア”というフィールドは大事にしながら、自らのキャラクターを冷静にとらえ、それを存分に発揮できる場、空気を読んで自分のするべき立ち居振る舞いをよく理解していることが、壇蜜の新鮮さが衰えない理由なのかもしれない。
壇蜜はこれからどこへ向かうのだろうか? 今後も壇蜜がグラビアなどのビジュアルを活かした仕事から離れることも考えにくいが、番組での発言やインタビューなどからは、こういった仕事には“賞味期限”があることを熟知しているように感じる。壇蜜も今年の12月で36歳。知性を活かした番組出演が増えていることや、先述した参院選出馬騒動にしても、ウソっぽく聞こえないし、むしろその“上品さ”と“知性”は、ヘタな政治家よりもよっぽど国政に向いているのではないだろうか。