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(更新: ORICON NEWS

流行りモノ調査隊 #177 『空気をおいしくする家』

 グリーンスムージーやスーパーフードの流行もあり、今は体の中からきれいになれる「デトックス」が一般化。しかし、どれだけ体の健康に気を使っても、最近ではPm2.5による空気環境の悪化や春の花粉症など、外的要因で健康を阻害することも。“キレイな○○”、“○○する家”というものを近年目にすることが多くなった今、「空気をおいしくする家」なる取り組みを発見。今注目されているという、健康的で快適な暮らしができる家づくりについて調査してきました!

暮らしに欠かせない「居住空間」の充実

「二子玉川 蔦屋家電」で開催されたコラボイベント『おいしい空気研究室』の様子。

「二子玉川 蔦屋家電」で開催されたコラボイベント『おいしい空気研究室』の様子。

 2016年3月、「二子玉川 蔦屋家電」で住宅設備・建材メーカーの「LIXIL」と蔦屋のコラボイベントとして「おいしい空気研究室」が開催された。しかし、なぜ家電ショップで住宅設備・建材メーカーのイベントを? トイレや洗面室などの換気だけでは物足りず、多くの人が居室に空気清浄機を置いている人が多いそう。しかし、空気清浄機では除去できないPM2.5や、カビ、花粉などの空気を汚す物質がたくさん存在するのも事実。家の90%を占める「空気」は健康的な生活を送るために、欠かせないものとして、ライフスタイルの充実を提案する蔦谷とLIXILの想いが合致、開催した。「おいしい空気研究室」ではLIXILが販売する住宅の機能的建材『エコカラット』を通じてきれいな空気の大切さを紹介。そこで、「おいしい空気」とは何か、LIXIL担当者の道見さんに話を聞いてみた。

家もデトックスする時代!? 空気をキレイにする家とは?

  • オシャレな機能性壁紙『エコカラット』。

    オシャレな機能性壁紙『エコカラット』。

  • 居住スタイルに合わせて選べる、デザイン性の高い多彩なパターンを用意。

    居住スタイルに合わせて選べる、デザイン性の高い多彩なパターンを用意。

 「1998年ごろ、シックハウスが業界で話題になったころから、暮らしの環境を良くする機能を持った素材が販売されました。以来、機能建材の市場は右肩上がりで成長を続けています。弊社の『エコカラット』は2010年から2015年で2倍、直近3年で1.5倍と成長をしています」。『エコカラット』は無数のナノサイズの孔(あな)が余分な湿気を吸い込み、ニオイ成分も吸着、ホルムアルデヒドなどの有害物質も吸着・低減する効果を持つ「機能性建材」だ。

 住む人にとって快適な、湿度調整、脱臭、空気清浄がなされたものが「おいしい空気」。人間にちょうどいい湿度では、ダニなど害虫やカビの発生を抑えられるそう。日々の生活において発生する、生ごみやペットの臭いもしっかり脱臭。家自体に空気清浄機能を持たせることで、花粉が飛び交う時期など窓を開けたくない状況でもしっかり、「おいしい空気」を保ってくれるのだとか。「住宅において結露は家が傷みますので、こういった機能建材は、家の寿命を長持ちさせるという面もあります」(道見さん)。まさに家自体がデトックスしているとも言えるのでは。

インテリア感覚でキレイな家を作る時代

  • インテリア感覚で取り入れられる『エコカラット デザインパッケージ』施工例

    インテリア感覚で取り入れられる『エコカラット デザインパッケージ』施工例

 『エコカラット』はこの4月にカラーラインナップも増加して全90以上ものパターンをそろえているほか、絵画のように飾れる「デザインパッケージ」「ワンタッチパネル」のラインナップも用意している。カラーバリエーション、デザインパターンも豊富にあるせいか、建材という一般的には縁遠い存在ながら、模様替えやDIY的な感覚で機能性建材を取り入れているユーザーもいるそう。「本来は施工が必要なものですが(笑)。家を自分好みに楽しんで作りたいという人が増えているのかもしれません。時代とともに変化するニーズに合わせてこれからも“住環境”を考えていきたいですね」(LIXIL道見さん)。

「家」というと結婚、出産に次ぐ人生の大イベントと捉える人もいるかもしれないが、イマドキの家づくりはもっとライトに捉えるものに変わりつつありそうだ。今後はもっと気軽に取り入れられる商品も登場…するかもしれない。

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