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篠原涼子、代表作『アンフェア』完結への想い 「カッコいい姿で終わりたい」

篠原涼子の代表作となる人気シリーズの完結編『アンフェア the end』(9月5日公開)。その劇中カットが公開され、10年に渡るシリーズ最終作の雰囲気が明らかになるとともに、篠原が役柄、作品に込める想いを明かしてくれた。10年間連れ添った雪平夏見との別れとは――。

切ないけど気持ちよく完結させたい

 2006年1月期に連続ドラマとしてスタート。映画やスペシャルドラマを経て、約3年ぶりにキャストが集ったシリーズ最終作の撮影現場。2月に都内で行なわれていた、所轄警察署の取調室での取調べシーンの撮影には、篠原のほか、永山絢斗、寺島進、加藤雅也らが顔を揃えていた。久しぶりの『アンフェア』の現場であり、最後の現場になることへの篠原の思いとは?

「新鮮というよりは、居心地のいい空間にまた戻ってきたという気持ちのほうが大きいです。ドラマから始まって約10年の付き合い。『アンフェア』はみんなで作り上げた作品です。そういう意味では終わるのは切ないですけど、どこかで終わらせないと観ているファンの方も納得できないと思うので、気持ちよく完結させたい。この作品は、アンフェアなのかそうじゃないのか、わからないのがいいところ(笑)。ついてきてくださる方々が、満足していただける最後になると思います」
 篠原の代表作となった同作でのハマり役・雪平夏見。最終作にして初めて、髪をこれまで以上に伸ばして、異なる雰囲気を醸し出そうとしたという篠原には、そのキャラクターへの深い想い入れがある。

「コートをきて衣装をまとうと自然に雪平になれる自分がいて、慣れというか体に染みついているんですよね。その姿になると雪平の気持になりきれます。『アンフェア』は私自身を育ててくれた作品だと思っていますし、雪平夏見は自分のなかでも居心地のいい場所。私にとってこの作品は力強いパートナーです。前回は恐怖に怯える女でしたが、今回は愛をテーマにしていて、雪平という人間も人を愛し、愛されます。ドライで冷酷な人間と思われがちでしたけど、本当は愛があって、人情深い人なんだっていう一面が映し出されます」

終わりといいながらまた声がかかれば…

 そんな雪平が今作では“大人になった”姿も見られるという。「(10年前の雪平の)若いころはこんな恋愛しなかったですよね(笑)」と意味深に語りながら、下着が見えそうなくらいシャツの胸元をはだけさせている雪平の着こなしについても語ってくれた。

「露出を増やすためにボタンをあけているわけではないです(笑)。雪平ってシャツのボタンをカチッとしめるタイプではなく、自分を女として意識していなくて、誰に見られているとか気にしない、男性のような人間なんです。安藤(瑛太)の前で裸になるのも大丈夫ですし。服装からそういうキャラクターのニュアンスを感じてもらえれば。そのくらいの着方のほうがシャープにも見えると思うので。ただ今作では、女を意識していないけど、(女を)感じるようになります。愛がテーマになっているので、今までここまで陥ったことがなかったという姿が表現されています」
 そして、篠原にとっては、10年間ともに生きてきたといっても過言ではない雪平との別れが待っている。作品の終わり方については「カリスマ性のある存在でありたいと思っているので、カッコいい姿で、観ている方を決して裏切らない形で終わりたい」と熱い思いをにじませる。一方、自身の雪平との別れには、意外にさっぱりしている。

「私は、コートを着ればいつでも雪平になれますから(笑)。雪平のコートは、もともと自分のコートをリメイクして作っていて、家にあるんです。10年間ずっと着れなかったので、『アンフェア』が終わってちょっと時期をおいたら、やっと着れるなと(笑)。……雪平は私にとって忘れられない存在です」
 最後に、誰もが思っているだろう質問(まだシリーズは続くんじゃないか……)をぶつけてみると。

「スタッフ、キャストはいつもそれを考えながら終わっています(笑)。前作(『アンフェア the answer』)のときも、またあるんだろうなっていう気持ちもありながらでした。(今回も)終わりといいながらまたお声がかかれば出演したいとは思っていますけど(笑)。でも、なかなか自分のコートが着れなくなりますね」

10年の歴史に幕―『アンフェア the end』特報映像

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