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優しそうで厳しい九州男児、博多大吉の“ギャップ萌え”人気
昨年の『THE MANZAI 2014』優勝でも再び注目が集まっている博多華丸・大吉。
これまで、主演ドラマも放送された華丸に注目が集まることが多かったが、
現在、その横でやさしく華丸をなだめる“大吉先生”こと博多大吉が、
世代性別を問わず、かなりの人気を集めているのだ。その魅力とは何なのだろうか。
◆優しく落ち着いた立ち居振る舞いのイケメン
さらに、テレビでの露出が増えることにより、実はかなりのイケメンという事実が全国区に認知され、その優しく落ち着いた立ち居振る舞いとともに話題に。雑誌では“40代モテる男”として企画を組まれるなど、結婚したい相手として女性からの支持がグッと上がってきているのだ。ちなみに大吉先生は既婚だが、彼の下積み時代を支え、10年以上交際していた女性と結婚したというエピソードも、真摯な一面が凝縮されていて申し分ない。
近年増えているピンでの活動を見ていると、落ち着いた口調と絶妙な間で話すトークは、世代を問わず誰もを笑顔にさせてくれるものが多く、MCはもちろん、バラエティ番組などのゲストとしても数多く出演している。しかし、そこで露呈してきたのは、彼のもうひとつの素顔であるブラックな一面だ。
◆バラエティで見せるブラックな一面
とはいえ、彼がそれでも反感を受けず、支持を集め続けるのは、この言葉たちの裏に、基本的な常識と、しっかりと相手を思う気持ちがあることがわかるからこそ。どんな仕事でも受け、“よしもとの犬”と自虐するほど仕事に打ち込む背中を多くの人が見て、理解しているからこそ、彼の言葉に説得力が増すのだろう。
優しく温かいソフトな雰囲気を放ちながら、鋭い毒舌で笑わせ、後輩を厳しく教育するという九州男児の一面を持つ。そんな大吉先生のギャップは、真似ができそうでできない、本当の人間性の部分。だからこそ、こんなにも多くの人の心を掴むのかもしれない。
もし、大吉先生のことをもっと知りたいと思うなら、ラジオ『たまむすび』(TBSラジオ/水曜日担当)を聴くことをお勧めしたい。控えめなテレビとは異なり、自らの趣味や日々の出来事を本当に楽しそうに話す姿は、女性にとっては“萌え”に、男性は純粋に楽しめるはずだ。とくに大好きな『ウルトラマン』の話をしているときの嬉々とした声は、テレビとは異なるので必聴。きっと、さらに大吉先生の魅力にはまるはず。
(文:吉田可奈)