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カラム&大野いと Special Interview 恋愛スタイルは対照的なふたりが語り合う!!
初恋は中学生のときの先輩:カラム
カラム女の子らしくって背が高いから、きっとモデルさんだと思っていました。話してみると、僕がすごいくっだらないことを言っても、楽しそうに笑ってくれるので、こっちが勝手に盛り上がっちゃう感じでした。
大野ほかの共演者さんから「カラムさんはすごくいい人だよ」って聞いていて。実際に会ってみたら日本語がペラペラで、私は人見知りするほうなんですけど、すっごく話しやすかったです。
――今回、女の子みたいな男の子と、男の子みたいな女の子という役を演じられましたが、撮影中に苦労はありませんでしたか?
大野私は普段の喋り方がゆっくりしているので、そこを直すことが必要でした。それから監督と話し合って、『花より男子』の道明寺や『のだめカンタービレ』の千秋先輩なんかを参考にして、男性っぽく歩幅を広くして歩いたりしました。
カラム僕は秋羅とすごく似ている部分が多かったんです。でも、秋羅は男の人に対してはちょっと冷たいところがあるので、そこを演じるのがつらかったですね。普段から人と人の情を大切にしているので、人に冷たくするのが難しくって。それから、日本語の台本は、ひらがなは読めるので、漢字の部分には読み仮名を振っていました。台詞は覚えられるけど、演じるときには感情を込めないといけないし、イントネーションも正しく発音しないといけない。同時にいろんなことを気にしないといけないので、そこは大変でした。
――秋羅は好きな女の子にすごくストレートに気持ちを表す役ですが、カラムさんもそうですか?
カラム僕は、好きな子ができたら悩む前に告白します。中学生のころ、教会に通っていて、そこで女の先輩のことが好きになって、毎週日曜日は眠たいけど朝早く起きて、その先輩にアピールしていました。付き合うことはなかったけど、気持ちは通じてうれしかったですね。それが僕の初恋です。
大野私は自分から積極的にいけない性格なので、何回も好きだよって言われたら、心が傾きそうですね。
イメージと違ってショックだった!?:大野いと
大野私が一番年下だったんですけど、みなさんにかわいがっていただきました。
カラム大野さんは未成年で僕は成人しているので、付き合うシーンを演じているときに「これはいいのかな?」って思ったりして(笑)。ほかの共演者のみなさんは先輩も多くて、いろいろフォローもしてくださいました。あと、共演したTAKUYAさんは、韓国でデビューするための準備をしていて、韓国語ができるんです。だから、ふたりでワザと韓国語で話して、みんなを驚かせたりしていましたね。
大野私は、韓国語の本を持ってきて、教えてもらったりしていました。韓国語の響きがすごくかわいいので、ちょっと長い文章が言えると、うれしくなっちゃって。
カラム大野さんの発音はすごくうまいし、ハングル文字も僕よりも綺麗に書けるのでびっくりしました。
大野高校でもK-POP好きな友だちが多いから、普段も「おいしい」というところを「マシソヨ」って言ったりしています。学校で、カラムさんと共演するって話したら「絶対観る」って言ってくれましたよ。
カラムえ〜?僕のこと知らないでしょ!
大野そんなことないです。みんな知っていますよ!
――今回、女装や男装をしてみた感想は?
大野男装するのが楽しみで、早く衣装を身につけたいなって心待ちにしていたんですけど、いざ衣装を着て鏡を見たらイメージとちょっと違っていてショックでした(笑)。でも、ちゃんと記念の写メは撮りましたよ!
カラム女装をして鏡を見たときは、思わず笑っちゃいましたね。仕事では女装ってほとんどなかったんですけど、学生時代にコンテストがあって、それに出たことはあります。
――結果はどうでしたか?【大野】 男装するのが楽しみで、早く衣装を身につけたいなって心待ちにしていたんですけど、いざ衣装を着て鏡を見たらイメージとちょっと違っていてショックでした(笑)。でも、ちゃんと記念の写メは撮りましたよ!
カラム女装をして鏡を見たときは、思わず笑っちゃいましたね。仕事では女装ってほとんどなかったんですけど、学生時代にコンテストがあって、それに出たことはあります。
カラム優勝しました(笑)。その景品としてオレンジジュースをいっぱいもらって、友だちとみんなで飲みました。韓国では学校内で女装コンテストってけっこうあって、男女が入れ替わるという設定は韓国の人も気になると思います。
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(文:西森路代/撮り下ろし写真:逢坂 聡)
映画情報
ガールズロックバンド・ブラウエローゼンのリーダー・桜坂水樹は、聖野薔薇学園で「王子様」扱いされている綺麗でボーイッシュな女の子。ある日、水樹が演奏する女性限定のライブに、男海山高校で「姫」扱いされている美少年・白石秋羅が紛れ込み、突然「ずっと好きでした!」と告白する。女の子のような外見とは正反対で、男らしく、強引に自分の気持ちを水樹に伝える秋羅。一方、子供の頃のトラウマで「男は体に悪い!」と思い込み、恋にオクテだったが、会うごとに秋羅に惹かれていく水樹。対立する聖野薔薇学園と男海山高校の垣根を越え、2人は結ばれることができるのか……!?
出演:カラム(大国男児) 大野いと 古川雄大 TAKUYA
【映画予告編】 【OFFICIAL SITE】
2012年8月25日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー
(C)2012映画「愛俺!」製作委員会
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