歌手・さだまさし原作の映画『アントキノイノチ』(瀬々敬久監督、11月19日公開)が29日、カナダで開催されていた『第35回モントリオール世界映画祭』で“革新的で質の高い作品”に贈られるイノベーションアワードを受賞。授賞式の壇上で瀬々監督は、嬉しさのあまり「日本人です!元気ですかーー!ありがとうございました!」と喜びを爆発させた。 同作は過去のとある事件をきっかけに心を閉ざし、父の紹介で「遺品整理業」の現場で働き始めた男(岡田将生)と、その現場で出会った衝撃的な過去を持つ女(榮倉奈々)の物語。命が失われた場所での仕事を通じ、命や遺されたモノに触れることで、二人は生きる勇気を少しずつ取り戻していく。
2011/08/29