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　40年間吸い続けたタバコの禁煙に成功した俳優・舘ひろし（60）が15日、都内で行われた「タバコ増税目前！“禁煙大声”コンテスト」に出席した。ステージに登壇した舘は「禁煙成功、やったぞー！」と大声で喜びを語り、用意された“禁煙だるま”にファンとともに目入れ。念願の禁煙成功にあたって「ご支援、ご声援、ありがとうございました」と周囲に感謝し、「タバコの呪縛からの解放、素晴らしいですね」と、晴れやかな表情をのぞかせた。

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　所属する石原プロモーションの新年会で“禁煙宣言“した舘は、医者の協力のもと、薬を用いての禁煙を実施。ピーク時には1日に3〜4箱分もの量を吸っていたという舘は、10年前から禁煙に挑戦していたものの「気合と根性だけでは無理だった」と挫折を繰り返していたという。「1週間は薬を飲みながら吸い続けていたけど、そこから急に（タバコが）おいしくなくなった」と体験談を明かした舘は、「こんなに楽に禁煙できるのか！」と驚く一方、「禁煙によって得たものは、お金にはかえられないこと」としみじみ語った。

　同イベントは、10月1日のタバコ増税を機に禁煙したい人が、禁煙にまつわる想いを大声で叫び、最も大きな声を出した参加者に賞が贈られるというもの。舘はこの日、禁煙成功者の代表として同コンテストの審査委員長を務めたが、常に視線は集まった多くの女性たちに向けられていた。ファンからの声援には笑顔で手を振り、一緒に目入れをした女性には握手、抱擁の大サービス。「これ以上やると（ダメ）。妊娠したら大変ですから」とジョークを飛ばし、会場を盛り上げていた。

　舘とともに審査委員を務めた徳重聡は、所属事務所の“大先輩”である舘の禁煙成功を「本当におめでとうございます！」と祝福するも、ヘビースモーカーである自身の禁煙については「やめる想像がつかない。僕は、タバコをやめられません！」。これを受けて舘は「今までの僕らの時間と体力はなんだったんだ！」と叫び、「もう時代は、タバコを吸う時代じゃないですから。（僕も）吸っていたので、あまり言えないんですが…やめてほしいけどね」と徳重に呼びかけていた。