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マット・デイモン、操作された“運命”にあらがう恋愛映画で「新境地」

【動画】鑑賞前にチェック!映画『アジャストメント』予告編

 米俳優マット・デイモンの主演新作『アジャストメント』(ジョージ・ノルフィ監督)が、あす27日(金)より全国公開される。自分の“運命”が操作されているという事実を知った男が、得体の知れない巨大組織に立ち向かう物語。デイモンをトップスターに押し上げた『ボーン』シリーズを彷彿とさせるアクションはもちろん、これまでの出演作品には見られないSF的要素を含んだラブストーリーでもある。本人も「これは僕が今まで演じてきた中でもいちばんロマンチックな役柄だね。間違いなく新境地だよ」と語っている。

映画『アジャストメント』より (C) 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. 

映画『アジャストメント』より (C) 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. 

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 アメリカ上院議員の選挙戦に出馬し、当選が有力視されているカリスマ政治家デビッド・ノリス(デイモン)は、過去のスキャンダルが発覚し、窮地に立たされていた。そんな折り、美しいバレエ・ダンサー、エリース・セラス(エミリー・ブラント)とめぐり合う。

 「デビッド自身は知る由もないんだが、エリースとはすれ違うだけのはずだった。二人の出会いは“計画”にない手違いだったんだ。彼女はデビッドに“正直になれ”と勧める。そのほんの5分の会話で恋に落ちてしまう。その助言を聞いたデビッドは急に人気を盛り返し、ニューヨークの次期上院議員候補に名乗りを上げる。それで彼女のことで頭が一杯になってしまうんだ」

 自分が恋に落ちたと気づいた途端、デビッドの目の前に見ず知らずの男たちが現れ、二人の仲を引き裂こうと暗躍し始める。彼らは現実の裏側から超人的な能力で人間の運命を操作するアジャストメント・ビューロー(運命調整局)のエージェントたち。自分の“運命”が操られていると知ったデビッドは立ちはだかる逆境を前に、彼女を手放し、操作された運命を受け入れるべきか、それともすべてを投げうって運命と立ち向かい、彼女を手にするか――その二者択一を迫られる。

 「エリース役を演じたエミリーはすばらしい女優でした。彼女のおかげでエリースのキャラクターがものすごく際立って、モダンなロマンスに仕上がった。観客には二人が結ばれるかどうか、ハラハラしてもらえると思うよ」

 これまで「三枚目」とは言わずとも「二枚目半」的な役柄が多かったデイモンの新境地。ノルフィ監督は「彼にはこれ以上ない普通っぽさがあって、だからこそラブストーリーにも際立ったリアリティが出るんだ」と確信していたようだ。

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