お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(46)と影絵作家・藤城清治氏(87)が18日、都内で『絵本マボロシの鳥』(講談社)刊行会見を行った。太田のが昨年上梓した小説集『マボロシの鳥』(新潮社)の表題作を、藤城氏が影絵化。太田は「先生の絵を見て、書いてよかったなと。いい話だなと。僕の本、理屈多すぎて読んでらんねぇよって評判多かったけど、絵本は“僕”が引っ込んでる。これで初めて完成したんだと思う」と感激しきりだった。
同短編集を読んだ藤城氏が「宮沢賢治やアンデルセンとは違う、今のメルヘンがあって、こういうのを描きたいと思った」とアプローチし、出版社の垣根を越えて絵本化。もともと藤城氏の大ファンだったという太田は「藤城清治という人物は、歴史上の人物かと思ってた。その人が絵本にしてくれるとは思ってなくて、混乱してる。昨日から緊張。沢尻(エリカ)さんのXデーとかぶらなくてよかった」とジョークを交えながら肩を揺らした。
町外れの劇場オリオン座を舞台に、魔人チカブーの芸で現われた「マボロシの鳥」が空へ飛び去ってしまうという、ファンタジー作。執筆を終えた当初、太田は「とっつき難いところがあって、これが伝わらないのは技術不足だと思った」そうだが、藤城氏の絵本化を踏まえ「こんなこと言うと怒られるかも」と念押しした上で「読者のイマジネーション不足だと思った」とキッパリ。「どんな表現でも許されると、先生に裏付けされた気がする。イメージは自由に想像できるんだと、実体験で体験できる」と絵本を手に胸を張っていた。
『絵本マボロシの鳥』は5月20日(金)より発売。今回の絵本に使用された原画も展示されている藤城氏の自宅スタジオ展が、期間を延長し6月12日(日)まで開催されている。
同短編集を読んだ藤城氏が「宮沢賢治やアンデルセンとは違う、今のメルヘンがあって、こういうのを描きたいと思った」とアプローチし、出版社の垣根を越えて絵本化。もともと藤城氏の大ファンだったという太田は「藤城清治という人物は、歴史上の人物かと思ってた。その人が絵本にしてくれるとは思ってなくて、混乱してる。昨日から緊張。沢尻(エリカ)さんのXデーとかぶらなくてよかった」とジョークを交えながら肩を揺らした。
町外れの劇場オリオン座を舞台に、魔人チカブーの芸で現われた「マボロシの鳥」が空へ飛び去ってしまうという、ファンタジー作。執筆を終えた当初、太田は「とっつき難いところがあって、これが伝わらないのは技術不足だと思った」そうだが、藤城氏の絵本化を踏まえ「こんなこと言うと怒られるかも」と念押しした上で「読者のイマジネーション不足だと思った」とキッパリ。「どんな表現でも許されると、先生に裏付けされた気がする。イメージは自由に想像できるんだと、実体験で体験できる」と絵本を手に胸を張っていた。
『絵本マボロシの鳥』は5月20日(金)より発売。今回の絵本に使用された原画も展示されている藤城氏の自宅スタジオ展が、期間を延長し6月12日(日)まで開催されている。
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2011/05/18