ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

吉永小百合、声震わせ「被災者を少しでも癒せたら」

■手塚治虫の『ブッダ』が満を持して初映像化 映画予告編

 女優の吉永小百合が11日、都内で行われた映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した。あいさつの模様は全国14ヶ所の劇場に衛星中継され、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県名取市、福島県福島市の劇場にも中継。9日に名取市を訪問したことを明かした吉永は「私は子供の頃から映画によって励まされ、感動させられ、今映画俳優として生きています。スポーツや音楽、映画などで被災した方を少しでも癒すことができたら・・・」と声を震わせながら一言ひとこと言葉をつむいだ。

映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した吉永小百合 

映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した吉永小百合 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 堺雅人も「特に名取の皆さん、福島の皆さん、この場でごあいさつさせていただけることが何より嬉しいです」と被災地を気遣ってのあいさつ。吉永は震災から丸2ヶ月が経った名取市の様子を「まだ信じられないような光景が港や田畑にあって、本当に大変なことがあったんだ…と思った」と振り返り、「もっともっと長くサポートしていかなければいけないと強く感じています。元気になっていただけたらと切に願っています」と力強く語った。

 同映画は、漫画家・手塚治虫が10年の歳月をかけて連載し、累計発行部数が2000万部を誇る長編漫画『ブッダ』を、同じく10年の構想を経て初映像化。王国間の争いの絶えない2500年前のインドに誕生したシャカ国の王子、ゴータマ・シッダールタ(吉岡秀隆)を中心に、その戦争の相手・コーサラ国軍の指揮を取る勇者・チャプラ(堺)など周囲の人々を丁寧に描いた“いのちのドラマ”として3部作で展開される。

 舞台あいさつにはほかに観世清和(能楽観世流二十六世家元)、吉岡、黒谷友香、観世三郎太、藤原道山(尺八演奏)、森下孝三監督が出席。映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』は28日(土)より全国で公開。

◆映画ニュース 最新情報インタビュー

関連写真

  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した吉永小百合 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつで尺八の演奏を披露した藤原道山氏 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した(前列左から)吉岡秀隆、吉永小百合、堺雅人、観世清和、(後列左から)森下孝三監督、黒谷友香、観世三郎太、藤原道山 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した吉岡秀隆 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した堺雅人 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した黒谷友香 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した観世三郎太 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した観世清和(能楽観世流二十六世家元) 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつに登壇した(前列左から)吉岡秀隆、吉永小百合、堺雅人、観世清和、(後列左から)森下孝三監督、黒谷友香、観世三郎太、藤原道山 
  • 映画『手塚治虫のブッダ ―赤い砂漠よ!美しく―』の完成披露舞台あいさつの様子 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索