俳優の市川知宏（19）、松坂桃李（22）が2日、都内で行われたTBS系ドラマ『クローンベイビー』のDVD発売記念イベントに出席した。特典映像のNG集について自ら語り出した主演の市川は「『お前を傷つけたくないんだ』っていうセリフが噛んで言えなくて、10回くらいやって全部カットになって恥ずかしかった。最終的に『君を殺したくないんだ』に変わった」と赤面しながら明かした。

【写真】その他の写真を見る

　昨年10月から12月まで放送された同作は、同じ遺伝子を持つ人間たちが、互いに引き寄せられて出会い、排除しようと殺し合うヒューマンサスペンス。市川は「6人の殺し合いのイス取りゲーム」を見どころとして挙げ、「早い展開で見ていてハラハラドキドキすると思う」とアピール。松坂も「市川くんが主人公だけど、みんなが主人公と思うくらいにキャラを掘り下げていくので面白いと思う」と自信をうかがわせた。

　同作の内容と絡めて、実在する人物で誰のクローン人間になりたいかを聞かれた市川は「ウサイン・ボルト選手になりたい。世界最速の足ってどんなのかって思う」と北京五輪陸上100ｍ金メダリストの名を挙げ、「スタートの態勢で集中して1位を取った後に、ふざけたりするじゃないですか。集中力の切り替えがかっこいい。僕は、その切り替えが遅いんで…」と苦笑。一方の松坂は「イチロー選手になれたら。違うジャンルのプロフェッショナルとはどういうものかを感じたい」と瞳を輝かせた。

◆関連ニュース　ドラマ｜TBS