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長澤まさみ「目指すはエベレスト」 上高地開山祭で堂々宣言

 長野県松本市安曇の北アルプス・上高地で27日、本格的な観光シーズンの訪れを祝う開山祭が開かれ、俳優の小栗旬長澤まさみが特別ゲストとして参加した。昨晩遅くまで降っていた雨が上がり、快晴の登山日和に恵まれた小栗と長澤は、山開きを待ちわびた2000人の登山客らと山歩きを楽しみ、山の安全と出演する映画『岳 –ガク-』(片山修監督、5月7日公開)のヒットを祈願した。

映画『岳 -ガク-』に出演の小栗旬と長澤まさみ 

映画『岳 -ガク-』に出演の小栗旬と長澤まさみ 

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 映画は、北アルプスを舞台に山岳救助に携わる人々を描く。主人公は小栗が演じる山岳救助ボランティアの三歩。ヒロイン役の長野県警新人山岳救助隊員を長沢が演じた。奥穂高岳の山頂や立山連峰などで撮影が行われ、小栗は「久々に戻ってきたな、という感じ。近くで見ると、やっぱり山は力強いと感じます。“山が大好きな人”の役をやっていたので、山にいる間はずっと楽しかった」と懐かしげに話した。

 小栗から「まさみちゃんも、今年は山登りするって言ってたよね?」と問いかけられた長澤は、「もちろん目指すはエベレストですよ! 無酸素登頂で!って、いきなりは無理ですけど…(笑)」と威勢よく答え、「今日は、梓川を流れる雪どけ水が透き通っていてすごくきれい!」と目を輝かせていた。

 雄大な山並みなど自然の美しさや、登山者たちの温かい交流を描く一方、山岳遭難の現実も見つめる同作。小栗は「目標まで行かなくても、天候が悪かったり体調が優れない場合は、迷わず下山する事。そして、服は多めに持って行った方がいいと思います」と“山のプロ”らしいアドバイスも忘れなかった。

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  • 映画『岳 -ガク-』に出演の小栗旬と長澤まさみ 
  • 早朝から集まった登山客と山歩きを楽しむ 
  • アルプスの玄関口として人気の上高地。4月27日より開山し、11月中旬までをシーズンとする。冬期は閉山 

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