別冊マーガレットに連載されたコミック『高校デビュー』の実写映画化作品に出演している溝端は、「絵は幼稚園のころから成長してなくて、“4次元”が描けないんですよ。だからみなさんを尊敬します」と天然まじりに挨拶。そして受賞者たちに向けて、「少年マンガをずっと読んできて、学校の教科書よりも教わったことが多いっていうくらい大事なもの。皆さんにもそんな10代の女の子の教科書になるような作品を作っていっていただければと思います」と、まんが家のたまごにエール。
一方、大野は「少女マンガは大好きだし、恋をしたいってよく思うし、わたしみたいなコに夢を与えるマンガを是非描いていただきたいです」といい、映画のタイトルにひっかけた“『高校デビュー』したいことは?”という質問にも「恋愛です! “恋デビュー”をしたいです。周りのコたちはもう付き合ったりしてるんですけど、私はまだないので、高校生になったら恋したいな〜と思ってます」とほほ笑んだ。
今回の受賞者たちのように“目標や夢に向かってがんばってる女性”についてどう思うか聞かれ、「女の子はきっと見た目とか洋服とか髪型とかじゃなくて、何かに一生懸命になってるときが、一番キラキラしてカワイイ姿なんじゃないかなと思います」と溝端。溝端もアイデアを出し、出演もしている4コママンガ『マンガの妖精ミゾバタくん』では、劇中、お風呂にも入らず一心不乱にマンガにとりくむ女の子の姿も登場するが、「逆にそういう時の心って一番キレイなんじゃないかなって。何かに一生懸命で何かを犠牲にする心っていうのは、一番輝いてると思うので」とフォロー。“そんな時でもご褒美にギュッとしてくれますか?”という質問には「もちろんギュっとします! ぎゅ〜〜〜っとします。あ、でも極力お風呂は入っていただいて。なるべくそこは、極力でいいです」と笑顔で答えた。
そして、「影響されたマンガ」についての質問に溝端は「『ワンピース』です。ひとりひとり悲しみをすごく抱えてるんだけど、だからこそ笑って生きようって前向きに思ってるルフィーたちと、仲間を守ろう、家族を守ろうって……なんか芸能界に似てるなって思うんですよね。この職業ってすごい冒険なので、そういうのを読んでてすごく勇気づけられると思います」と自身の仕事と重ねて語り、大野は「私は『極上!!めちゃモテ委員長』を小学生の頃に読んでいて、よく“モテたい”と思って、その主人公の真似をして、ランニングをしたり……。続かなかったんですけど頑張ってました」と想い出を振り返った。
贈賞のプレゼンターを務めた溝端は、「実写版のときは是非、僕をキャスティングしてください!」とアピール。今回の『金のティアラ大賞』では349本の応募作品から17編の最終候補作を選出。大賞は該当者なしだったが、賞金200万円の銀賞3編、50万円の銅賞4編、特別賞5編が受賞を果たした。受賞作品は今後全て雑誌掲載される。
なお現在発売中の月刊デ☆ビュー4月号に映画『高校デビュー』の出演者、溝端淳平、大野いと、菅田将暉がインタビューに登場している。
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2011/03/07