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シェイクスピアの名作『ヴェニスの商人』に挑むD-BOYS。女性の役も全て男性キャストのみで演じるオールメールの芝居も初の試みだ。ジェシカを演じる柳は「普段から気を付けていて、例えばひざ小僧くっつけて座るのがけっこう大変で、頑張りました」と役作りの苦労を吐露した。
ばっちりメイクで女性と見まごう柳とポーシャ役の碓井を前にして、男性キャスト(?)に「柳くんと碓井くんならどっちがタイプ?」と迫ると、アンオーニオ役の和田は「ぶっちぎりで碓井です。色気がね、大人の魅力が出てる。柳はちょっとあどけない少女のような感じで、碓井は大人の女性のような……。でも実は女性役がもうひとりいて。3人ならべると僕は足立理演じる清楚なネリッサに浮気をしちゃってる感じです」とカミングアウト。
一方、ポーシャに求婚するバサーニオ役の加治は「僕はやっぱりポーシャ役の碓井やっぱりメイクすると、すごい仕草が女性になるんですよ! 座り方もそうですし、自然なんです」と熱弁する一方で「柳はあんまり言いたくないんですけど、すね毛めっちゃすごいんですよ!! すね毛がボーボーなんですよ」と暴露した。加治の言葉を受けて碓井は「僕もともと毛が薄いんです…。このメイクをすると、加治さんの前で着替えたくなくなってくるんですよね。なんでですかね?」と困惑ぎみだった。
お金の貸し借りが『ヴェニスの商人』の物語のきっかけを作るが、和田は「僕たち若輩者は“お金の貸し借り”が若干苦手なとこがありまして…。稽古が進むにあたって、役作りや作品を作っていく上では、『飲み会』というものがあったりすると思うんですけど、いかんせんこっち(手でお金のマーク)が無いということで……。コレは役づくりの意味で(強調)、酒井さんにお金のご工面いただけたらと思っております!(笑)」と、物語に絡め、さりげなく先輩俳優の酒井に「ゴチ」を要求。
対して高利貸しのシャイロックを演じる酒井は「私非常にイケメン好きで……とびっきりのイケメンとやれるってことで、ホントに嬉しくってウキウキしております。飲み会は大丈夫、任せてください! ただ、あのー、劇中と同じように利息は貰います。払えなかったら家庭訪問します。毎日選んで、誰かの家に一泊させて頂ければ、それで充分でございます。楽しみにしております」と、嘘とも本気ともつかない怪しげなコメントで会場を笑わせた。
舞台D-STAGE2011『ヴェニスの商人』は、東京公演が4月29日〜5月8日サンシャイン劇場にて、大阪公演が5月13日〜5月15日イオン化粧品シアターBRAVA!にて上演される。なお、サレーリオ役で出演するD-BOYSの高橋龍輝が、3月1日発売の『月刊デ☆ビュー』4月号のD-BOYS連載『D-DAYS』に登場、またD2のメンバーも多数登場する。
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2011/02/23