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植村花菜、6年目で初首位 「トイレの神様」にレコ大・紅白効果

 シンガー・ソングライター、植村花菜の10thシングル「トイレの神様」(2010年11月発売)が週間1.1万枚(累積売上5.2万枚)を売り上げ、今年初の発表となる1/10付週間シングルランキング(集計期間:2010年12/27〜2011年1/2)で前週15位から急上昇し、発売6週目で初の首位を獲得した。2005年5月にメジャーデビューし、6年目でシングル・アルバムを通じて初めて首位を獲得した植村は「ホンマに嬉しいです!」と喜びをあらわにした。

紅白効果で前週15位から急上昇した「トイレの神様」 

紅白効果で前週15位から急上昇した「トイレの神様」 

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 昨年12月30日に放送された『第52回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)翌日の12/31付デイリーランキングで前日の5位から首位に上昇した同曲は、大みそかの『第61回NHK紅白歌合戦』でも7分50秒にわたる熱唱でインパクトを残し、連日首位をキープ。週間ランキングでも初の首位に立った。「CDをリリースさせていただく者として、オリコン1位は夢見ていたことだったので、言葉にならないくらい嬉しいです。聴いていただいた皆様、ありがとうございました」とファンに感謝の言葉を寄せた。

 今作は、亡き祖母との絆を歌った9分52秒に及ぶ長編曲。ミニアルバム『わたしのかけらたち』(2010年3月発売)の収録曲だったが、人気上昇に伴い昨年11月24日にシングルカットされた。12/6付で12位に初登場以来、12位(12/13付)、13位(12/20付)、19位(12/27付)、15位(1/3付)と好調に推移していたものの、これまで一度もTOP10入りしていなかった。

 2007年の秋川雅史「千の風になって」、2009年の秋元順子「愛のままで…」など、近年、年末の歌番組効果でのちに週間首位となった楽曲でも、その前週はTOP10内に上昇しており、前週TOP10外からのシングル首位獲得は異例のこと。2004年10/4付で、関ジャニ∞の「浪花いろは節」が、関西限定から全国発売へと切り替わったことによって前週37位から首位を獲得して以来、6年3ヶ月ぶりの快挙となった。

 5日夜には、同曲をベースにした女優・北乃きい主演ドラマ『トイレの神様』(MBS・TBS系)が放送され、今後もメディア露出が増えることが予想されることから、紅白を機にヒットした「千の風〜」、「愛のままで…」、すぎもとまさと「吾亦紅」、坂本冬美「また君に恋してる」に、今年は「トイレの神様」が続きそうだ。

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