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『相棒』年内最終話は“劇場版”とリンク! 公開前日に物語の“予兆”を放送

 俳優の水谷豊及川光博が出演するドラマ『相棒 season9』(テレビ朝日系)の年内最終話となる22日放送の第9話と、翌日23日に公開する映画『相棒―劇場版II―』の物語がリンクしていることがわかった。「予兆」とサブタイトルが付けられた第9話では、時系列が前シーズンと今作の間の“2010年夏”にさかのぼる。第9話では、及川演じる警部補・神戸尊(及川)が不自然な女性の遺体を発見したことをきっかけに「警視庁」と「警察庁」の対立構造、また「特命係」の成り立ちについても言及され、ラストシーンでは劇場版で発生する事件の直前の状況にも触れられる。

ドラマ『相棒 season9』(テレビ朝日系)最終話に出演する(左から)宇津井健、及川光博、主演の水谷豊 

ドラマ『相棒 season9』(テレビ朝日系)最終話に出演する(左から)宇津井健、及川光博、主演の水谷豊 

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 放送開始10周年に突入した同作は、水谷演じる警視庁の窓際部署「特命係」に配属されたキャリア警部・杉下右京が、自身の天才的頭脳を駆使して推理し、“相棒”とともに難事件を解決していく人気シリーズ。ドラマでは劇場版でもキーパーソンとなる小野田公顕(岸部一徳)と右京との関係性についても改めて触れ、金子文郎・警察庁長官(宇津井健)と、田丸寿三郎・警視総監(品川徹)らの対立関係も改めて描かれる。

 劇場版では、12人の警視庁幹部を人質にした“警視庁始まって以来の篭城事件”が勃発したことから更なる事件を呼び、それを追う特命係の2人は“過酷な真実”へと導かれていく様子が描かれる。当初から水谷とコンビを組んできた亀山薫役の寺脇康文が『season7』で特命係を去り、『season8』で“相棒”役を警部補・神戸尊役の及川に引き継いでから初の劇場版となった。

 24日放送の第5話が『season9』最高となる平均視聴率21.1%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)を記録するなど好調。シリーズ10周年、劇場版第2弾公開と勢いに乗る『相棒』の今後の物語の展開にも注目が集まる。



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