タレントの山口智充が5日、都内で映画『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』（来年3月19日公開）のゲスト声優としてアフレコに臨み、主人公・ルフィ役の声優、田中真弓とともにマスコミのインタビューに応じた。同作で老海賊のシュナイダー、シュナイダーの飼い犬、大鷲と“1人3役”に挑戦した山口のアフレコに田中は「さすがですよ。安心感があるし、相当うまい。100点以上ですよ」と絶賛。これには山口も恐縮しきりで「みなさんが優しくしてくださって、スッと緊張感がとれた。好きにできました」と感謝した。

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　同作は、“ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”を目指し、麦わらの一味が大海原を航海する海洋冒険ロマンで、人気シリーズ初の3D映画作品。「自分の子どもがワンピース好きで。僕もちょうど（コミックの）1〜3巻まで本屋さんで買った2、3日後に話しがきた」と目を輝かせた。

　3児のパパである山口は、公開初日に子どもたちと一緒に映画館で鑑賞した後に、自分が出演していることを伝える“サプライズ”が浮かんだようだが「実は、後から思いついて。仕事をもらったその日に、あまりに嬉しくて言っちゃいました」と茶目っ気たっぷりに語った。

　アフレコ現場では、ディレクターから「ほかのレパートリーをください」、「もっと明るい感じで」という要望にテキパキと応じ、順調に進行。形態模写や声帯模写など100を超えるレパートリーを持つという山口だが、さすがに鷲はやったことがないようで「動物は一言で切なさや悲しさを表現しなきゃいけない。そこが難しかったんですが、いろんな声が出せて楽しめました」と貴重な経験になった様子だった。

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