トヨタ自動車の販売ディーラー・トヨタ店が、全国のTOHOシネマズで公開されるFlashアニメーション映画『ハイブリッド刑事（デカ）』（来年1月22日〜28日の期間限定）の劇場鑑賞代金を全額負担することが2日、わかった。劇場窓口で「“トヨタ店”のハイブリッドを1枚」と合言葉を告げるだけでOK。観客はタダで同作を楽しめ、“トヨタ店”側もハイブリッド車や環境問題への取り組みなどをアピールできる。映像コンテンツと映画館の新たな広告モデルとして、その可能性が期待される。

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　同作は、『秘密結社 鷹の爪』シリーズを手がけた蛙男商会の最新劇場アニメ第6弾。痛烈な皮肉とテンポよく繰り出されるギャグ作品。FROGMAN氏が監督・脚本・キャラクターデザイン・録音・Flash作成・編集・声の出演などのほとんどを一人で行っているなか、同作では特別声優ゲストとして松崎しげると国広富之が出演する。30年前の人気ドラマ『噂の刑事トミーとマツ』で、トミーこと岡野富夫（国広）とマツこと松山進（松崎）の刑事コンビを演じたふたりの活躍が見どころ。

　松崎は「昔作ったものに再びスポットを当てていただき、やっていて良かったな、と思いました。スタッフの皆さんが『トミーとマツ』世代ですぐに溶け込めまして、歌を録音するような気分で楽しく録ることができました」と話していた。

　同作の主人公は『秘密結社鷹の爪』で世界征服をたくらむベンチャー秘密結社・鷹の爪団の総統こと小泉鈍一郎（どんいちろう）。今作では警視庁ハイブリッド課の刑事として登場する。各方面の官庁・役所から派遣された公務員が刑事を兼任し、刑事にして消防士、刑事にして裁判官、刑事にして自衛隊員、更には刑事にして保健所から来た猫など、ハイブリッドならなんでもありのお荷物刑事が総勢2800人も在籍している。捜査一課から新設のハイブリッド課に課長として異動させられた小泉は、左遷街道まっしぐらの人生に凹んでいた。そんな折り、彼にビッグな仕事が舞い込む。

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