村上春樹の同名小説を初実写映画化した『ノルウェイの森』(トラン・アン・ユン監督、12月11日公開)のサウンドトラックCDが10日に発売され、音楽を担当した英ロックバンド・レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドからコメントが届いた。同作についてジョニーは、「映画としても美しいし、物語も美しいし、だから、ほとんど完璧だね。この本が大好きな人はきっと映画も大好きになるだろうなって思えたのは驚きだった。それはすごく稀なことだから」と絶賛した。
バンドのメインボーカル、トム・ヨークが村上春樹の大ファンであることは知られているが、ジョニー自身もトラン監督からオファーを受ける前に原作を読んでいたそう。「特にワタナベ役は演じるのが難しかったはず」と理解を示し、「思慮深い役柄はつまらなくなりがちだけど、彼(松山ケンイチ)は見事に演じていて、あの演技力にはとにかく感心したよ!」と太鼓判を押した。
ギターだけでなく幅広く楽器を扱うジョニーは、、シンセサイザーなども使いこなすマルチアーティスト。レディオヘッドのサウンドの中核を担いつつ、2007年には映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)の音楽を担当し、英国アカデミー賞およびグラミー賞候補にも上がる高い評価を受けた。
『ノルウェイの森』では、「この物語の音として、すごく宙ぶらりんになった状況をいろいろ音にしようとした。登場人物が大人になれずにいる状況、思春期と大人の狭間にいて、どこか不完全な状態のままでいる印象が強いから。ためらいとか、不確実な気分を表しつつも、決して惨めだったり、悲しいものではない。むしろ明るさと、すごくロマンティックなロマンスもある。ただ、何ひとつとして解決はされないし、終わりもしなければ、確定もしない。今回の映画音楽作りでは、そんなことを頭の中で思い浮かべていたんだ」と話していた。
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バンドのメインボーカル、トム・ヨークが村上春樹の大ファンであることは知られているが、ジョニー自身もトラン監督からオファーを受ける前に原作を読んでいたそう。「特にワタナベ役は演じるのが難しかったはず」と理解を示し、「思慮深い役柄はつまらなくなりがちだけど、彼(松山ケンイチ)は見事に演じていて、あの演技力にはとにかく感心したよ!」と太鼓判を押した。
『ノルウェイの森』では、「この物語の音として、すごく宙ぶらりんになった状況をいろいろ音にしようとした。登場人物が大人になれずにいる状況、思春期と大人の狭間にいて、どこか不完全な状態のままでいる印象が強いから。ためらいとか、不確実な気分を表しつつも、決して惨めだったり、悲しいものではない。むしろ明るさと、すごくロマンティックなロマンスもある。ただ、何ひとつとして解決はされないし、終わりもしなければ、確定もしない。今回の映画音楽作りでは、そんなことを頭の中で思い浮かべていたんだ」と話していた。
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2010/11/16