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寺島は、ドラマ『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』の第2夜では、アメリカの広大な自然のなか、アメリカ人たちからの人種差別に遭いながらも、けなげに明るく生きる平松家の長女・しづ役を演じた。しづは、やがて戦局が激しくなるにつれ、妹・さちとともに日本へ帰国。帰国後、さちと離れ離れにされてしまう、別れのシーンでは涙を誘った。
寺島は、2001年、11歳の時に、オーディション雑誌『月刊デ☆ビュー』(オリコン・エンタテインメント刊)の企画「夏の特別オーディション」に合格し、現在の所属事務所に所属。中学生時代に女優活動をスタートした。そして2004年に宮部みゆき原作、大林宣彦監督の映画『理由』で、ヒロイン・片倉信子役で本格女優デビュー。その後も『魍魎の匣』『櫻の園』『モノクロームの少女』など、多数の映画に出演。また2004年からはドラマ『3年B組金八先生』に出演した。
寺島の魅力は、清楚な存在感と、中学生の頃からさまざまな映画監督、クリエーターらから高く評価された、しっかりした演技力。宮崎あおい、蒼井優、谷村美月など、映画をメインに活躍する女優の、次世代ブレイクの存在として期待が高まっている。
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2010/11/05