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財前直見、超一流目利き役で6年半ぶり連ドラ主演

 女優の財前直見(44)が、来年1月スタートのNHK火曜ドラマ『フェイク 京都美術事件絵巻』で6年半ぶりに連続ドラマに主演することが29日、わかった。2006年に第一子出産後初の連ドラ主演で、美術品の目利きに優れた大学非常勤講師・浦沢右(ゆう)を演じる。鋭い眼力で真実に迫るミステリードラマ仕立ての作品に、財前は「絵やお花、お茶や仏像等の美術品に私自身は無知ですが、贋作を見抜く右の本物を見る目と、普段は自分に無頓着な性格に惹かれた」と意気込む。

NHKの連続ドラマに初主演する財前直見 

NHKの連続ドラマに初主演する財前直見 

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 滝沢秀明が主演した2005年のNHK大河ドラマ『義経』以来、5年ぶりの連ドラ出演となる財前が、同局ドラマに主演するのはこれが初めて。主人公・右は40歳独身、彼氏なし。地味なファッションに、人間関係は不器用といまいちパッとしないが、美術品の目利きに関して“右に出るものなし”というスペシャリスト。真贋のはざまで生じる事件の真相を“目”で暴いていく。

 同作の安原裕人チーフプロデューサーは「多くの役柄を演じてこられた財前さんにとっても、右は、これまでにない役ではないかと思う」と新境地に期待を込めると同時に、財前を「瞳が非常に印象的な女優」と話す。「明るさ、ユーモア、そして鋭さといった、表情豊かな眼差しはまさに右に通じるものがある」ことから、今回の起用を決めた。

 「“女”と“美”の裏表」をテーマにした同作の舞台は、日本の古き良き伝統が息づく千年の古都・京都。撮影も京都・太秦にある東映京都撮影所を中心に行われ、財前は「京都での撮影も、太秦は21年ぶりで『お帰りなさい』とお声をかけていただき、『ただいま』と、しばらく京都に里帰りするような感覚」でリラックスして撮影に臨んだ。

 美術品の真贋を通して浮かび上がる人間の裏表や美術にまつわる人間模様の機微を、1回読み切りのミステリードラマ仕立てで描いていくドラマ『フェイク 京都美術事件絵巻』は、来年1月4日より毎週火曜午後10時より放送(全6回)。共演は南野陽子、佐野史郎、寺田農、藤村志保ほか。

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