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阿部寛、仏映画のリメイクに挑戦「壁は高いほうがやりがいもある」

 フランス映画不朽の名作ミステリーを世界で初めてリメイクした『死刑台のエレベーター』(緒方明監督、10月9日公開)。オリジナルは当時25歳のルイ・マル監督が1957年に発表した監督デビュー作。マイルス・デイビスの即興的なサウンドトラックとともに、革新的な作風が注目され、ヌーベルバーグ(新しい波の意味)を代表する作品として今に伝わる。このような作家性の強い作品を、しかも現代の日本にそっくり移し替えてリメイクするとは…。同作でエレベーターに閉じ込められてしまう男を演じる俳優・阿部寛は、「壁は高いほうがやりがいもある」と意欲的に挑んだ。

インタビューにこたえる阿部寛(C)ORICON DD inc.  

インタビューにこたえる阿部寛(C)ORICON DD inc.  

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 阿部は「フランス映画には独特な世界観があって、日本とは違う価値観で成り立ってきたものだから、そういう世界観に身を投じ、自分を客観的に映像で見られるチャンスでした。緒方監督は大変だったと思いますが、完成した作品を見たら、原作を土台に和風フランス風に仕立ててさらにスパイスを効かせた絶妙な仕上がりになっていて、僕にとってもいい経験でした」と話す。

 女(吉瀬美智子)は、大手企業グループ総帥の妻。彼女は愛人の男(阿部)に夫を殺して一緒に逃げるようそそのかす。計画はうまく行ったかに見えたが、証拠品を取りに戻った男の乗ったエレベーターが途中で止まる。そこから歯車が狂い始める……。

 エレベーターに閉じ込められるシーンを振り返り、「夢で見たことがあるんですよ。エレベーターが急上昇して止まらなくて、100階くらいまで上がっていくという夢。初めて閉じ込められた気がしなかった」と語る。しかも、撮影前日まで演出家・蜷川幸雄の上演時間が9時間に及ぶ超大作に出演していたというから驚きだ。「クタクタの状態で現場に入りました。初日からすでに殺人を犯しエレベーターに閉じ込められているシーンだったので、状態としてはお陰様ですでにスタンバイOKでした(笑)。自意識や思考がない状態で何かが起こればいいなと思っていました」。

 映画、ドラマに引く手あまた。故・つかこうへいさんが作・演出を手がけた舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』(1993年)に主演したことが、糧になっているという。バイセクシュアルの刑事役で「強制的に役幅を広げてもらった。あの芝居ができたんだから、今度の役もできるんじゃないか、やってみようという度胸がついた。挑戦者の気持ちでやれているうちは大丈夫だと思っている」と話す。

 「あの監督と組みたいとか、ハリウッドに行きたいとか、そういう願望はないです。いろいろな作品に参加したい。とくに映画という世界では、いろいろやってみたいですね」と語った。

【動画】映画『死刑台のエレベーター』予告編⇒


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  • インタビューにこたえる阿部寛(C)ORICON DD inc.  
  • 映画『死刑台のエレベーター』に出演する阿部寛(C)ORICON DD inc.  
  • オリジナル版に引け劣らない印象的なシーン (C)2010「死刑台のエレベーター」製作委員会 
  • 映画『死刑台のエレベーター』10月9日(土)より全国公開(C)2010「死刑台のエレベーター」製作委員会 
  • 映画『死刑台のエレベーター』10月9日(土)より全国公開(C)2010「死刑台のエレベーター」製作委員会 

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