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南果歩、デビュー作以来26年ぶり“函館映画”で東京国際映画祭のコンペ狙う

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 女優の谷村美月南果歩らが9月30日、東京・六本木ヒルズ内で行われた『第23回東京国際映画祭』(以下TIFF)の記者会見に招かれ、同映画祭のコンペティションに出品される出演映画『海炭市叙景』をアピールした。同作は、小説家・佐藤泰志の幻の小説を映画化。架空の都市・海炭市とそこで人生に苦い想いを抱いて生きる人々の姿を描く。撮影は函館市内で行われ、谷村は「撮影期間は短かったが、函館の皆さんと一緒に作った温かい作品になりました」と振り返った。南も函館とは縁があり、「映画デビュー作の『伽椰子のために』(1984年)の撮影で、函館に長く滞在したことがあり、今回の作品を演じる上でも役立った」と語った。

『第23回東京国際映画祭』の記者会見に参加した南果歩 (C)ORICON DD inc. 

『第23回東京国際映画祭』の記者会見に参加した南果歩 (C)ORICON DD inc. 

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 今年のTIFFは10月23日(土)〜31日(日)の9日間にわたり開催される。映画祭の中核を担うコンペティション部門では、2010年1月以降に完成した長編作品を対象に、世界各国から公募した832作品の中から厳選な予備審査を経た15本(予定)を上映。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994年)や『プルートで朝食を』(2005年)を手がけたアイルランド出身の映画監督・脚本家、ニール・ジョーダンを審査委員長に迎え、歌手のジュディ・オング、日本の根岸吉太郎監督らで構成される審査員が作品の審査を行い、“東京 サクラ グランプリ”、“審査員特別賞”、“最優秀監督賞”など6賞を選定、最終日のクロージングセレモニーで発表される。

 オープニング作品は、デヴィッド・フィンチャー監督最新作『ソーシャル・ネットワーク』、クロージング作品はベン・アフレックの監督・主演作『ザ・タウン』。ディズニーの超大作『トロン:レガシー 3Dスペシャル・プレゼンテーション』(ジョセフ・コシンスキー監督)をはじめ、『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』『武士の家計簿』など今秋から冬にかけての話題作が特別招待作品として上映される。アジアの風部門では生誕100年の黒澤明と生誕70年のブルース・リーを特集するほか、台湾の新世代作品を集めた「台湾電影ルネッサンス2010」、「躍進トルコの映画の旗手レハ・エルデム監督全集」なども企画されている。

 また、映画祭大使として木村佳乃(3年連続)、同映画祭のテーマ“エコロジー”をアピールする映画祭グリーンアンバサダーとして杏(3年連続)が今年も参加する。

⇒ 豪華俳優陣が出席! 昨年のオープニングセレモニーの模様


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  • 『第23回東京国際映画祭』の記者会見に参加した南果歩 (C)ORICON DD inc. 
  • 『第23回東京国際映画祭』の記者会見に参加した谷村美月 (C)ORICON DD inc. 
  • 『第23回東京国際映画祭』の記者会見に参加した(左から)竹原ピストル、南果歩、谷村美月、熊切和嘉監督 (C)ORICON DD inc. 

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