ドラマ&映画 カテゴリ
オリコンニュース

岡田武史氏、映画評論家になれる!? 秋冬の時代劇映画を斬る

■その他の写真ニュースはこちら

 サッカー日本代表前監督の岡田武史氏がこのほど映画会社5社による共同企画『サムライ・シネマ・キャンペーン』の応援団長に就任し17日、都内で“キックオフ”セレモニーに出席した。和装で登場した岡田氏は、秋から冬にかけて公開される時代劇5作品に出演する俳優6人を前にして“にわか”映画評論家となり、役所広司が主演する『最後の忠臣蔵』(杉田成道監督、12月18日公開)については「僕が脚本家だったら、ハッピーエンドにする」などと各作品の感想を忌憚なく語った。

『サムライ・シネマ』の応援団長を務める岡田武史氏 (C)ORICON DD inc. 

『サムライ・シネマ』の応援団長を務める岡田武史氏 (C)ORICON DD inc. 

写真ページを見る

 『最後の忠臣蔵』は、『ラスト サムライ』『硫黄島からの手紙』のワーナー・ブラザース映画が製作した、誰もが知っている『忠臣蔵』の、意外と知られていない物語。大石内蔵助以下、赤穂浪士四十七士が討ち入り、切腹という忠臣蔵のクライマックスは有名だが、実は大石から討ち入り後の使命を与えられた2人の生き残りの話しだ。使命をまっとうするため、かたや裏切り者、かたや死に損ないとそしられながらも生きて務めを果たす。

 そんな2人の男たちの物語に感銘を受けた岡田氏は、「使命のために生きる。そこまで徹するのが武士なのか。あまりにも厳しい」。「最後にご褒美くらいもらったらいいのに。そうすると映画にならないのか…」と不満そうな岡田氏に、映画監督の経験もある役所は「ハッピーエンドの映画は次回作で。それくらい時代劇は幅広く、いろいろなものが作れる」とその魅力を語っていた。

 『十三人の刺客』(三池崇史監督、9月25日公開)については「武士の忠義に徹する美しさとわびしさを訴えた映画。最後の立ち回りは、観ていて力が入り過ぎて、翌日、筋肉痛になりました(笑)。戦いの方法も色々と工夫がしてあって、面白かった」。

 大老・井伊直弼を水戸などの浪士たちが打ち倒した事件を描く、大沢たかお演じる水戸藩士・関鉄之介の視点で描く『桜田門外ノ変』(佐藤純彌監督、10月16日公開)は「最初から凄いシーンが展開されて圧倒されましたし、リアリティがあって、ドキッとさせられました。主人公たちのような人々がいたからこそ、世の中が変わっていったんだと思います」。

 『雷桜』(廣木隆一監督、10月22日公開)は将軍家の定めを背負った男と、村の庄屋の娘の、身分が違う2人のラブストーリー。岡田氏は、「蒼井優さんが演じた雷は自然児なのですが、そんな彼女の前でだけ岡田将生さんが演じた殿様は自然な笑顔になれるんですよね。今の我々が失っている本来の人間性を感じさせられた」と好意的に観たようだが、クライマックスシーンには不満が残ったそうで、岡田将生が「…すいません」と謝る一幕もあった。

 幕末から維新にかけて、激動の時代を刀ではなく、そろばん(質素倹約の知恵と工夫)で生き抜いた下級武士一家の暮らしぶりを描く『武士の家計簿』(森田芳光監督、12月4日公開)。堺雅人仲間由紀恵が夫婦役を演じる。岡田氏は「プライドに生きるはずの武士が、それを捨てて家族を守るために奮闘する姿を描いた作品。主人公の『生まれてくる子の目を真っ直ぐ見られる人間でありたい』という言葉に、もの凄くジーンときました」と感想を述べていた。

 『サムライ・シネマ・キャンペーン』は東宝、東映、松竹、アスミック・エース、ワーナー・ブラザースの5社が共同で時代劇5作品を広くPRしていく。岡田氏は大の時代小説ファンであることもさることながら、「個々の会社が、自社の作品だけ成功させようとするのではなく、会社の枠を超えた大きな目的のために協力し合う今回の試みが時代を先取りしている」と共感し、応援団長就任を快諾した。

オリコンニュースを優先ソースに追加してGoogle検索に頻繁に表示させよう

求人特集

求人検索

  • オリコンニュースを優先ソースに追加してGoogle検索に頻繁に表示させよう

メニューを閉じる

 を検索