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　作家・宮部みゆきの長編デビュー作をWOWOWがオリジナルドラマとして映像化し、今年2月に放送された『パーフェクト・ブルー』が、反響の大きさから劇場公開されることになり18日、都内で初日舞台あいさつが行われた。主演・加藤ローサの父親を演じた宅麻伸は「とてもいい娘。嫁には出さないと思います」とベタ惚れ、本当の父親のような愛情で笑いを誘った。

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　将来を期待されていた高校球児の殺人事件が発生。諸岡三郎（石黒賢）から息子・進也（中村蒼）の捜索を頼まれていた探偵・加代子（加藤）は、進也にかけられた殺人容疑を晴らすべく、父親で探偵事務所社長の浩一郎（宅麻）と真相究明に乗り出す。

　中村は「初めて金髪になって悪い役をやらせてもらっているので、新鮮な自分が見られるんじゃないかと思う」。久々の共演となった石黒から「すごく大人っぽくなって俳優さんの顔になった。いい仕事をしてる顔になってるなあと、嬉しく思います」と成長を認められた。

　加藤も原作を「没頭して一気に読んだ」といい「1年前に撮影した作品。嬉しい気持ちと懐かしい気持ちでいっぱい」と劇場公開に感慨深げ。中村も「キャスト、スタッフ、一丸となってやってきたので、こういう日を迎えられて本当に良かったです」と喜んでいた。