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◆Off The Interview◆
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映画『NECK ネック』(白川士監督、8月21日公開)に主演する女優・相武紗季と俳優・溝端淳平がこのほど、ORICON STYLEの取材に応じた。5年ぶりに映画のヒロインを演じる相武は、これまでの映画に対する「苦手意識」を告白し、「ブランクがあったぶん、映画作りの面白さがわかったような気がした」と心境の変化を語った。
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相武は、2005年に『メールで届いた物語-mail-』(オムニバスの一編)、『Beat Kids』の2作品にヒロイン役で出演した後、しばらく映画から遠ざかっていた。「映画の仕事にあまり前向きになれなくて、どちらかというと苦手意識があったんです。連ドラや単発ドラマで頑張ろうと思っていた」。ブランクがあいたぶん、今回の現場で映画作りの面白さを感じ「やりがいを感じることができた」と語る。今年は同作に続いて、主演作『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』(村谷嘉則監督、9月11日公開)が劇場公開されるほか、『ゴールデンスランバー』(中村義洋監督、1月に公開済み)にも出演していた。
三島由紀夫賞受賞作家・舞城王太郎が映像化を前提に原案を書き下ろした『NECK ネック』は、ホラーとラブコメのミクスチャー映画。子どもの頃に聞いた「怖がっているから、お化けが出る」という言葉を信じて、人の恐怖心からお化けを作り出そうとしている主人公ら男女4人が体験する、怖くて、胸がキュンとするようなひと騒動をポップに描く。
相武は、綺麗な外見と裏腹に、独自の研究でお化けを作り出そうとしている、ちょっと変わった大学院生・真山杉奈を演じる。子供の頃から同級生をお化けで怖がらせたり、愛の告白をしに来た後輩の学生・首藤友和(溝端)を研究の実験台にしたり、杉奈は周りを振り回してばかり。そんな役柄と「地の私は、似ているところがある。私も、振り回すタイプだと思うし。演じていて、振り回されている周りはけっこうな負担だな…、迷惑をかけているんだな…と気づいた」とあっけらかんと話す。
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これには溝端も大きくうなずき、「相武さんにはグルングルン振り回されました」と笑った。それがまた、溝端にとってはまんざらでもなかったようで、「ちょっとわがままなところがあったり、マイペースに行動する猫っぽい人が僕自身も好きかもしれない。真面目でいい子すぎるのもつまんないと思うし、常識の範囲内で彼女に振り回されたい」という願望を明かした。
同作のキャッチコピーにある「“恐怖”と“恋”のドキドキは紙一重!?」について聞いたところ、相武は“吊り橋理論”のような恐怖を伴う緊張状態に「弱い」という自覚があるらしい。「恋に落ちる瞬間、本能でピーンときてドキっとした時って、雑念がない。怖くてドキドキしている時も、余計なことは何も考えていないと思うから、勘違いしてしまっておかしくないほど、紙一重だと思います」。
溝端も「異常な状況下にいると、そこから恋って生まれやすいと思う」と同調。そして、ひらいめたことを語りだした。「何のドキドキもなかったら恋愛にならないのでは? 彼氏いるのかな?とか、うまくデートに誘えるかな?とか、いろいろ考えながらドキドキが増して恋愛に発展する。そうか、オレ、ドキドキしないから、ダメなんだ…なんでもいいからドキドキしなくちゃ」。
そんな溝端に、相武は「この作品みたいなホラー系の映画を観たり、ジェットコースターに乗ったりするといいんじゃない?」とアドバイス。「そうだね、確かに」と神妙な顔つきの溝端の横で、相武が笑う。相武が“振り回す”という以上に、溝端が純真で振り回されやすいタイプであることが伺えた。
◆Off The Interview◆
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――お化けはいると思いますか?
【相武】 いると思います。
【溝端】 いると思います。
【相武】 いてほしいのは、『ゴーストバスターズ』(1984年、1989年)に出てくるようなお化け。ぷよーん、ぷよーんとした感じのお化けがいいです。食べたら、「あっ、これいちごジャム味だ」、みたいなお化けとか。
【溝端】 ずいぶん、ポップなお化けだね。僕は、目玉おやじみたいなのがいいな。
【相武】 えっ、嫌だよ。いっぱいいたらどうするの? みんなのコップでお風呂に入っていたら?
【溝端】 なんで、いっぱいいるのが前提なの?
【相武】 だって、一人のはずないじゃん、お化けが!
【溝端】 そうかもねぇ。一反木綿とか塗り壁とか、『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するようなお化けというか、妖怪がいるのはいいけど、マジなお化けは嫌ですね?
【相武】 リアルな人間のお化けは私も嫌です。
『NECK ネック』
『ラブ★コン』(2006年)では、身長差のある男女の恋とコンプレックスを明るく、時に切なく描き、『ハンサム★スーツ』(2008年)では、人の外見と内面をモチーフに本当に大切なものは何かをハートウォーミングに描いたチームが、三島由紀夫賞受賞の作家・舞城王太郎の原案をもとに仕掛ける新作は、恐怖と恋が暴走する、“胸キュン・ホラー”エンターテインメント。 真山杉奈(相武紗季)は綺麗な外見と裏腹に、独自の研究でお化けを作り出そうとするちょっと変わった?大学院生。同じ大学に通う学生・首藤友和(溝端淳平)の熱い告白をきっかけに、杉奈は首藤を夜の研究室に呼び出す。そこで待っていたのは、「むふふ」なシチュエーション……ではなく、部屋の真ん中に置かれた一台の木箱……「ネック・マシーン」。それは杉奈が開発する、恐怖の妄想が現実となって現れるというマシーンだった。「じゃ、首藤君。たっぷり怖がってね!」恐怖のお化け製造実験の結果は……!?「ネック・マシーン」が生み出すのは“恐怖”? それとも“恋”? ドキドキの一夜が幕を開ける!!……。 原案:舞城王太郎 監督:白川士 出演:相武紗季 溝端淳平 栗山千明(特別出演) 平岡祐太 配給:アスミック・エース 8月21日(土)より東京・シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国ロードショー 公式サイト|予告編動画 |
2010/08/19