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大地真央、つかさん長女・愛原実花にエール

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 女優の大地真央が13日、東京・初台の新国立劇場で行われた主演舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した。会見後、肺がんで10日に亡くなった劇作家・つかこうへいさんの話題に及ぶと大地は「驚きました。お会いしたことがなかったので、お会いしたかった。残念です」。また、つかさんの長女で宝塚歌劇団雪組娘役トップの愛原実花がつかさんが亡くなった10日から3日間、気丈に舞台に立ち続けたことについては「私も宝塚時代、『翔んでアラビアン・ナイト』の初日の2日前に父を亡くした経験があって。頑張ってという思いにしかなれない」と心境を察し、先輩としてエールを送った。

舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した大地真央 (C)ORICON DD inc. 

舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した大地真央 (C)ORICON DD inc. 

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 ヘンリック・イプセンの不朽の名作を舞台化した同作は、長島確氏によるノルウェー語からの翻訳で新たに台本を作成し、同劇場の次期演劇部門芸術監督の宮田慶子氏が“2010/2011”シーズンの第1弾として演出を自ら手がける。同所での舞台初挑戦となる大地は「初めての劇場で、初めてのタイプの女性をほとんど初めての方々と演じるので、いい緊張感の中で今とてもわくわくしています」と8月の稽古開始を前にやる気をみなぎらせた。

 大地は「『ついに(この役が)来たか。やるようになったか』と(周囲から)よく言われます。みんなでお芝居をしながら21世紀の『ヘッダ・ガーブレル』を作っていきたい」と意気込みを語った。また夫婦役を演じる益岡徹は「あまり見てほしくないような見たくないような人間の裏側みたいなものが日常的によく描けている」と作品の世界観を語り、亡くなったつかさんには「つかさんも井上(ひさし)さんもそうですけど、かけがえのない人たちがいなくなってしまうのが、実感として胸に来ないのがもどかしい。もっと書き残してほしかった」と悔しさをにじませていた。

 会見にはほかに七瀬なつみ山口馬木也青山眉子田島令子をはじめ、演出の宮田、翻訳者の長島氏も出席。舞台『ヘッダ・ガーブレル』は東京・初台の新国立劇場 小劇場にて9月17日(金)〜10月11日(月・祝)に上演。

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  • 舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した大地真央 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した益岡徹 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した(左から)演出の宮田慶子、翻訳の長島確、七瀬なつみ、大地真央、益岡徹、田島令子、山口馬木也、青山眉子 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した山口馬木也 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した七瀬なつみ (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した青山眉子 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『ヘッダ・ガーブレル』の制作発表会見に出席した田島令子 (C)ORICON DD inc. 

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