ドラマ&映画 カテゴリ

カオナシ似? ジブリ育ちの新演出家“麻呂”、ビジュアル解禁に「ドキドキ」

■その他の写真ニュースはこちら

 スタジオジブリの最新作『借りぐらしのアリエッティ』の完成披露試写会が1日、都内で行われた。同作の企画・脚本は宮崎駿氏だが、監督を務めたのは米林宏昌氏。「ジブリで一番上手なアニメーター」として鈴木敏夫プロデューサーが推薦し、宮崎氏が抜擢を即決した逸材だが、これまでほとんど表舞台に出ることはなかった。上映前に舞台あいさつに登壇した米林監督は「誰?って感じだと思いますが、会社では“麻呂”と呼ばれています。今日、監督解禁ということでとてもドキドキしています」と自己紹介した。

 米林監督は1973年7月10日生まれの36歳。石川県出身で、1996年にスタジオジブリに入社以来、『もののけ姫』(1997年)の動画スタッフに始まり、『千と千尋の神隠し』(2001年)で初めて原画を手がけた。『ゲド戦記』(宮崎吾朗監督、2006年)では作画監督補も経験している。

 鈴木プロデューサーは、これまで米林監督の“ヴィジュアル”を公開してこなかったことについて、「宮崎駿から映画が完成するまでは、そして、いろいろな人に観てもらうまでは人前に出すなと言われまして、僕はそれを守ってきただけです」と笑いながら釈明。「いろいろな監督とやってきました。麻呂には才能があると思っていますし、才能があると思いました」とジブリ育ちの演出家の誕生を喜んだ。

 ボイスキャストの神木隆之介が「実は宮崎監督から麻呂さんが『千と千尋の神隠し』のカオナシのモデルだと聞いた。それ以来、カオナシにしか見えなくなってしまった」と米林監督の知られざる“過去”を明かすと、会場は納得したような笑いに包まれた。

 舞台あいさつには主人公の小人の少女・アリエッティのボイスキャスト志田未来も登壇。鈴木プロデューサーから「未来ちゃんはちょっとわがままで、自分勝手で、向こう見ずで、アリエッティそのものですね」といじられると「なんですか、もう…」と頬を赤らめながら、自ら「無邪気で天真爛漫で、ちょっとわがままなアリエッティがみなさんに伝わればいいな」とアピールした。

 同作の音楽を手がけたフランス出身のセシル・コルベルも来日し、主題歌「Arrietty’s Song」を生演奏で披露した。コルベルは「1年前このようなことが起こるなんて想像すらできませんでした。ブルターニュから小人やケルトの妖精たちが日本にやってきて、何かしらお手伝いをしてくれたのかもしれません」とジブリ作品との出会えた喜びを語っていた。

◆関連ニュース 最新映画情報映画インタビューアニメ

【写真】その他の写真を見る


関連写真

  • スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』完成披露舞台あいさつに登壇した米林宏昌監督 (C)ORICON DD inc. 
  • スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』完成披露舞台あいさつに登壇した志田未来 (C)ORICON DD inc. 
  • スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』完成披露舞台あいさつに登壇した神木隆之介 (C)ORICON DD inc. 
  • スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』完成披露舞台あいさつに登壇した主題歌担当のセシル・コルベル (C)ORICON DD inc. 
  • スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』完成披露舞台あいさつに登壇した鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON DD inc. 
  • スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』完成披露舞台あいさつに登壇した(左から)米林宏昌監督、神木隆之介、志田未来、鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON DD inc. 

オリコントピックス

メニューを閉じる