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荒木宏文&仲川遥香、“戦慄”の撮影現場は意外に和やか!?

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 作家・山田悠介の人気小説を映画化する『×ゲーム』(9月18日公開)。過去のいじめへの復讐劇を斬新に残忍に描く本作で、主演のD-BOYS・荒木宏文とともにメインキャストを務めるのが、AKB48渡り廊下走り隊のメンバーとして活躍する仲川遥香。主演作が続く荒木と今作が映画初出演となる仲川が、撮影中の東京・奥多摩の現場で取材に応じた。


主演の荒木宏文 

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主演の荒木宏文


初の映画出演で重要な役を演じる仲川遥香

裏の顔は難しかった……(仲川)

 12年前の小学校時代に行われていた『×ゲーム』という名のいじめ。ある日、当時の担任が突然自殺を図り、いじめに関わっていたメンバー4人が学校に閉じ込められ、過去とは比較できないほど残忍な『×ゲーム』を強要される……。罰を免れたいがために変化する複雑な人間関係、裏と表のある登場人物の人間性が描かれるサスペンスホラーだ。


 そんな本作で主演を務める荒木は、撮影に入るまでを「物語を理解するのにすごく時間がかかりました。人間の心理的な部分とか、参考になるものを考えながら……。演じる英明という役は、周りにすごく影響されやすくて、でも、どこか客観的に物事を考えられる人。あまり事前に作り込み過ぎず、現場でいろいろ感じながら演じていきたいと思っていました」と振り返る。


 一方、映画初挑戦の仲川は「初めてなので、お話をいただいたときはすごくうれしかったです。けっこう重要な役なのでプレッシャーもありましたけど、たくさん学ぶことがあるだろうなって、楽しみにしていました」と明るく語る。実際に撮影に入ってからについても「演じる役は裏表のある子なんですけど、表の部分は、監督さんが私にあわせた雰囲気にしてくださったので、演じやすかったです。内面的な裏の顔の部分は難しかったんですけど、撮影現場は楽しいです」と余裕の笑顔をみせた。


元気な笑顔に引っ張られる(荒木)

 今作が初共演となったふたりは、初対面の製作発表会見ではほとんど会話をしなかったという。「その日も朝まで撮影をしていて、まったく寝ないで会見に出なければいけない状態で、キャストのみなさんと監督に迷惑がかからないようにしっかりやらなきゃってことしか頭になかったです(笑)。コミュニケーションをとる余裕もない状態で……」(荒木)。そのときの荒木の印象を仲川は「(共演の)菊地(あやか)とふたりで、荒木さんってどんな方かなって話をしていたんですけど、挨拶したときはクールな感じで。でも、会見が始まる前に裏ですごく緊張しているようにみえて、荒木さんでも緊張するんだって話していました(笑)」。


 今作の2週間という撮影期間のなかでは、睡眠時間も限られるハードなスケジュールをこなさなければならないが、仲川は「私だけかもしれませんけど、楽しんでいます!」。そんな仲川の声につられて笑顔をみせる荒木。「仲川さんの元気な笑顔にいつも助けられています。撮影がなかなかうまく進まなくて疲労が溜まることもあるんですけど、仲川さんが常に明るくしてくれているので、気持ちが引っ張られて、持ち上げられています」(荒木)。そして、仲川も、役者として先輩の荒木について「いろいろな経験をされていて、私も見習ってもっと演技をがんばりたいと思いました。共演させていただけてうれしいです」。


 撮影の合間は和やかな会話もあり、チームワークよく進んでいる撮影だが、このあと、『×ゲーム』の本格的なサスペンスシーンに入っていく。フレッシュな若手注目キャストによる、戦慄のサスペンスのできに期待したい。






 

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