映画製作者を中心に表彰する『第29回藤本賞』の授賞式が3日、都内で行われ、最高賞にあたる藤本賞を受賞した木村大作監督(『劔岳 点の記』の企画・製作)、新人賞の板尾創路(『板尾創路の脱獄王』の監督)ら各賞受賞者が出席した。会場には木村監督の『劔岳〜』に出演した俳優・浅野忠信、香川照之、板尾の初監督作に出演の國村隼らが駆けつけ、「もう映画を作らなくてもいいと思ってやり尽くしたが、来年から収入がないのでもう1本、と思い努力中です」などとあいさつする木村監督らに、笑顔で拍手を贈っていた。
2010/06/03