■その他の写真ニュースはこちら

　ディズニー/ピクサーの長編CGアニメーション映画の最新作『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督、プロデューサーのダーラ・K・アンダーソンが25日、都内で開かれた完成披露試写会後に記者会見を行った。アンダーソンさんは「ピクサーとスタジオ・ジブリは長年の友情関係があり、今回、宮崎駿監督にも快く応じていただいて、トトロをおもちゃとして登場させました。オマージュでもあります」と、劇中にトトロが“友情出演”することが明らかになった。

【写真】その他の写真を見る

　『トイ・ストーリー』は、1995年に1作目が初めて全編CGを使って作られ大ヒットを記録した。1999年に全行程にデジタル技術を用いた2作目が作られてから11年ぶりとなる3作目では、3D技術が取り入れられ、シリーズの完結編ともいうべきストーリーが語られる。

　この日の試写会には「同シリーズが大好き」というAKB48の高橋みなみ、宮澤佐江、北原里英、宮崎美穂も来場し、鑑賞後に「1日限りのチーム・トイ3結成しました」とアンクリッチ監督とアンダーソンを歓迎するためステージに登壇した。4人は声を揃えて好きなキャラクターは「（エイリアンの）リトルグリーンメンです」と答えていたが、キャラクターのウッディとバズ・ライトイヤーが姿を表すと、大はしゃぎで抱きついた。

　メンバーは口々に映画の感想を述べ、宮澤は「おもちゃの世界に入り込めました。名残惜しくて、また、初めから観たいと思いました」。高橋は「（成長して）おもちゃがいらなくなる気持ちと、（遊んでもらえなくなる）おもちゃの気持ちと両方がわかって、感動しました。メンバーにも伝えたいと思います」。北原は「ウッディたちが脱走するシーンで、仲間を思う絆を感じた。AKBも団体戦なので、ウッディたちを見習いたい」。

　最後に宮崎が突然、大きな声で「世界観が違うな〜、『トイ・ストーリー』のようなすばらしい映画を作りたいです」と言い出し、これにはアンクリッチ監督もきょとんとした顔をしていたが、アンダーソンさんが「いますぐ雇いますよ」と笑顔で応じた。高橋らも冗談のつもりで「よかったね〜」と声をかけたが、当の宮崎は「AKBと両立しながら。映画監督やります」と大乗り気だった。

　シリーズの集大成となる同作では、ウッディのご主人様・アンディが大学進学を機に家を出ることになり、ウッディと仲間たちが保育園に寄付されてしまう。もはや帰る場所を失った彼らの劇的な運命に迫っていく。たとえ別れても切れることのない強い絆を描いた映画『トイ・ストーリー3』は7月10日（土）より公開。


⇒話題沸騰中！ AKB48のメンバーを写真でチェック

◆関連ニュース　映画情報｜映画インタビュー｜アイドル


　AKB48