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　女優の上野樹里と俳優の玉木宏が28日、香港・スターホールで行われた映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』（武内英樹監督）のプレミア上映会に出席した。『交響情人夢（タオホンツェンヤンモン）』と書かれた香港版タイトルの看板前に2人が現れると、会場は歓喜の渦に包まれ、“のだめ”人気を肌で感じた上野は「まさか、ここまでのだめが浸透しているなんて」と大感激だった。

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　同作は、国内で昨年12月19日に公開され、観客動員数320万人を超える大ヒットを記録。香港では他国に先駆け、今月4日からの公開が予定されている。当地では、2007年夏にテレビシリーズの放送が始まり上野と玉木の人気が急上昇。同ホールは1600席の香港最大級の会場にもかかわらず、この日のチケットはわずか15分で完売した。

　上野は「やっぱり映画は国境を越えられる」と興奮した様子で、さらなるロケ地・欧州での凱旋上映に向け、それぞれ「フランス、オーストリアなどでお世話になったスタッフにも観てもらいたい」（上野）、「撮影地での公開は僕らの夢」（玉木）と期待を寄せていた。

　なお日本では、同作の続編『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』が4月17日より全国公開される。

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