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広末涼子、福山雅治演じる龍馬に「キレイ過ぎる」と嫉妬

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 今年の坂本龍馬は「キレイ過ぎる」!? いよいよ幕を開ける福山雅治主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』(1月3日後8時〜)。その冒頭から重要なヒロインとして登場するのは女優・広末涼子演じる平井加尾だ。龍馬を語る上では欠かせない人物でありながら、今まであまり注目を浴びてこなかった女性を、龍馬と同郷・高知県出身の広末が真正面から向き合う。このたびインタビューに応じた広末は、“福山龍馬”に対し「『え〜』って思った。キレイ過ぎじゃない?」と素直に明かしたほか、加尾の役作りや同作にかける思い入れを語った。

NHK大河ドラマ『龍馬伝』で平井加尾演じる広末涼子 

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 幼少期から龍馬を見守る加尾は、やがて彼に恋心を抱き、龍馬にとっても初恋の存在。広末は「厳しい身分差別がある中で育っても、常識に捕らわれないところに、加尾は魅力を感じたと思う。それを小さい頃から無意識に発していた龍馬に惹かれた」とイメージを膨らませる。

 龍馬と同郷ゆえに「改めて龍馬に関する情報を入れることはなかったです。土佐弁のイントネーションに関しては苦労いらず」と、どの共演者よりも自信をみせ「加尾の情報量が少ない分、先入観なく見てもらえるので、福山さん演じる龍馬さんとのバランスも見ていきたい」と柔和なスタンスで今回の役を作りこんでいく。

 広末がスッピンに近い状態で演じるのも序盤の見所の1つ。ただ当の本人は「年齢設定が最初若いせいか、アイメイクとか全くないんです。このハイビジョンの時代に提供できるのか」と顔を赤らめ頬を膨らます。

 思いを寄せる“福山龍馬”についての印象を尋ねられると「最初聞いた時、キレイ過ぎじゃない? って思った」とまさかのダメ出し。広末にとって龍馬=大好きなヒーローであり、その分思い入れは強く「福山さんって、美しいイメージもあるから、龍馬と合致しなかったんです」と第一印象を明かした。

 だが今では龍馬に扮した福山を見て、考えを一変。「凄くハマッてた。福山さんは凄く自然体で、髪もパーマにして役を作りこんでた。なんか、内側からくる存在感もハマッてて、さすがです」と賞賛した。

 ただ、加尾の恋心が龍馬に届かないことに関して「今の時代を生きている人間から見ると不条理で理不尽な引き裂かれ方をされる。でも、加尾の立場や女性として生まれたというだけで選択肢が少ないことを、すでにどこかで受け入れていたと思う。自分もそのシーンは理解した上で表現したい」。心情をかもし出す演技は、アカデミー女優・広末の見せ場といったところだろう。

 同ドラマのチーフプロデューサー・鈴木圭氏も「のちのち政治の世界に自分の意志と反して巻き込まれ、京都に行く。土佐から京都に行って、生まれ変わる様を楽しみにしてほしい」と期待を寄せる。これまでの歴史上、あまり日の目を浴びなかった加尾が、広末によって存在感を発揮することは間違いないだろう。

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