ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

次世代を担う若手映画監督にチャンスを! 『New Director/New Cinema』プロジェクト発足

■その他の写真ニュースはこちら

 全国のミニシアターなど、50以上の映画館が加盟する『シネマ・シンジケート』を中心に企画された若手映画監督の発掘、全国公開のチャンスを与えるプロジェクト『New Director/New Cinema 2010』がこのほど発足し、その第1回作品として真利子哲也監督の長編デビュー作『イエローキッド』が選出された。世界でも活躍できるような若手映画監督のスターを輩出し、日本映画の多様性を高めるのが狙い。

真利子哲也監督 

真利子哲也監督 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同プロジェクトでは年に1回、今後の活躍が最も期待される新人監督の作品を選出。作品数に制限はない一方で、該当者のいない年は推薦作品がない場合もあり得る。単なる話題作りではなく、全国の独立系映画館を中心とした広いネットワークで新人監督の作品を全国公開していく新しい試みだ。

 真利子監督は28歳。『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』でオフシアター部門2年連続グランプリをはじめ、9つの映画祭での受賞歴があり、国内外で短編映画の旗手として注目されていた。東京芸術大学大学院の卒業制作として、制作費わずか200万円で挑んだ初の長編映画が、今回選出された『イエローキッド』。ボクサーを目指す青年・田村の日常と、漫画家・服部の新作『イエローキッド』のストーリーが同時進行でクロスしていく、緊張感あふれる二焦点活劇。2010年2月上旬より、東京・渋谷のユーロスペースほか全国順次公開。

最新「映画」関連ニュース一覧はこちら

関連写真

  • 真利子哲也監督 
  • 映画『イエローキッド』は2010年2月上旬より、東京・渋谷のユーロスペースほか全国順次公開 
タグ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索