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俳優の長門裕之が29日午後、くも膜下出血のため21日に死去した妻で女優の南田洋子さんと東京・芝公園の増上寺で久々に対面した。同日午後6時より営まれる通夜のため、この日、東京・明治座での出演舞台の千秋楽を終えてから会場入りした長門は、遺体を保管していた霊安室から会場に到着した南田さんと対面後、しばらく語り続けていたことが所属事務所から報告された。
白のカーネーションやゆり、かすみ草が敷き詰められた祭壇の上で優しく微笑む姿が印象的な南田さんの遺影は、長門が「いい顔をしてる」と選んだ2003年にプライベートで撮影されたものを使用。所属事務所によると、遺影を探す際、長門との2ショットばかりしかなく、1ショット写真を探すのに苦労したという。
法名は「華徳院釋尼洋愛(ケトクインシャクニヨウアイ)」。女優として華やかに活躍し、徳に満ちた生涯を全うし、長門らをはじめ関わりある全ての人へ海のごとく広く深い愛を注いだという意味が込められた。
場内には結婚式などの写真パネルが多く展示され、2人の思い出の曲「マウイ・ワルツ」が流れ続けている。翌日の告別式には棺の中に思い出の写真や着物などを収める予定。
南田さんは1952年、映画『美女と盗賊』でデビュー。1956年に現東京都知事の石原慎太郎原作の映画『太陽の季節』でヒロイン役を務め、同作で初共演した俳優の長門裕之と1961年に結婚。
2006年に引退し、認知症を患って以来、長門が献身的に介護していた。南田さんの死去を受け、21日夜にインタビューに応じた長門は「最後(17日)、彼女が指をきつく握ってくれた“痛さ”はいい思い出になる。今思えば、これが最後の意思表示でした」と涙をこらえながら闘病生活を振り返っていた。
俳優の長門裕之が29日午後、くも膜下出血のため21日に死去した妻で女優の南田洋子さんと東京・芝公園の増上寺で久々に対面した。同日午後6時より営まれる通夜のため、この日、東京・明治座での出演舞台の千秋楽を終えてから会場入りした長門は、遺体を保管していた霊安室から会場に到着した南田さんと対面後、しばらく語り続けていたことが所属事務所から報告された。
白のカーネーションやゆり、かすみ草が敷き詰められた祭壇の上で優しく微笑む姿が印象的な南田さんの遺影は、長門が「いい顔をしてる」と選んだ2003年にプライベートで撮影されたものを使用。所属事務所によると、遺影を探す際、長門との2ショットばかりしかなく、1ショット写真を探すのに苦労したという。
法名は「華徳院釋尼洋愛(ケトクインシャクニヨウアイ)」。女優として華やかに活躍し、徳に満ちた生涯を全うし、長門らをはじめ関わりある全ての人へ海のごとく広く深い愛を注いだという意味が込められた。
場内には結婚式などの写真パネルが多く展示され、2人の思い出の曲「マウイ・ワルツ」が流れ続けている。翌日の告別式には棺の中に思い出の写真や着物などを収める予定。
南田さんは1952年、映画『美女と盗賊』でデビュー。1956年に現東京都知事の石原慎太郎原作の映画『太陽の季節』でヒロイン役を務め、同作で初共演した俳優の長門裕之と1961年に結婚。
2006年に引退し、認知症を患って以来、長門が献身的に介護していた。南田さんの死去を受け、21日夜にインタビューに応じた長門は「最後(17日)、彼女が指をきつく握ってくれた“痛さ”はいい思い出になる。今思えば、これが最後の意思表示でした」と涙をこらえながら闘病生活を振り返っていた。

2009/10/29